2017年06月23日

11周年イベントを終えて

11周年イベント!皆さんのご協力により無事に事故なく終えることができました!
今年も本当にたくさんの方にご来場頂き感謝感激な一日でした。

まずは毎年恒例となったスイーツ&珈琲
今年のスイーツは絶品!ティラミスフレンチトースト!これまた今までに食べた事がないような味と触感でしたね。美味しい幸珈琲さんとの相性も抜群!!
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kitagawaさん、Mamiさん、幸さん、本当にありがとうございました!

今年のコラボイベントはプロの似顔絵師、金井かすみさんによるワンコ似顔絵。この日描いてもらったワンコは28頭。一頭15分で描く技術と仕上がりの素晴らしさには脱帽です!

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そして当日に急遽決まった似顔絵イベント。描いてもらうだけでなく自分でも描いちゃおう的な!
描いてくれた皆様ありがとうございました!
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すまん。安田画伯は結局描いてません。

プレゼントもたくさん頂きました!Thank you!
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4頭兄弟の体重当ても結果をお店に貼っておりますので、また来店された際にご確認下さい!
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ご来場頂いたワンコ達。すみません。全てのワンコは載せれませんでした。あしからず!Sさん毎度素敵な写真嬉しいです!

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事故なく一日を終えられたのは協力してくれた仲間の力。Hさん、Sさん、ハンドリングできる方々が手伝ってくれるのは頼もしいです。
それになによりお客さん達のモラル、マナーの高さのおかげです。

12年目も人と犬との絆を繋ぐ力になれるよう誠心誠意頑張ります!
本当にありがとうございました!!!

posted by 安田和弘 at 18:34| Comment(2) | inthedog

2017年06月16日

11周年イベント! 最終続報

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いよいよ明日は11周年イベントです。
これまでにお伝えした似顔絵イベント(満員御礼!)と絶品KITAGAWAさんスィーツ&幸珈琲さんのスペシャルサービス。

そして毎年恒例の!割引チャレンジもおこないます!10周年に続き、今回も割引額は大奮発!
見事神経衰弱に勝てば最大30%OFFのチャンスが!
明日お目見えの新商品もありますので、ぜひこの機会にゲットして下さい!

※似顔絵の料金は割引対象外となります。
当日のお買いものは現金のみでのお支払いをお願い致します。

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そして今年もちょっとしたミニゲームをおこないます。
見事正解すれば、貰えると嬉しいプレゼントが当たるかも!この写真が意味する内容とはいかに!!
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最後に、当日は決して大きくないお店にたくさんのワンコと飼い主さんが集まる(かも)と思います。
トラブルなく1日を終えられるように、皆さんご配慮と注意をお願いします。


それでは明日、皆さまのご来店をお待ちしております!

posted by 安田和弘 at 14:58| Comment(0) | inthedog

2017年05月27日

11周年のイベントの続報!!

定員に達したため募集を締め切りました。ありがとうございました!!

6月17日(土)に開催するinthedog11周年イベント。
そこでおこなう似顔絵イベントの続報です!

プロの似顔絵作家。アトリエ・ソラーレの金井香澄さんに当日似顔絵を描いていただけます!

金井さんのHPはこちら
http://www.nigaoe-kanaikasumi.com/

事前に自分のワンコ達の似顔絵を描いていただきました!(o ̄ー ̄o) ムフフ
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親バカですが。特徴を捉えてて雰囲気はそっくり。そして似顔絵ならではの温かみがある可愛くて素敵な作品だと思います!

当日の料金ですが
色紙に一頭2500yen
同じ色紙に複数頭を描いてほしい場合、一頭追加毎にプラス1500yenとなります。
尚、描く時間は1頭15分ほどです。
基本的に犬連れでお越し頂き、その場で犬を見ながら描いていただくという流れになります。

予約可能な時間は11:00〜19:00となっております。

最後に注意点です。
予約の開始は明日。5月28日(日)11:00〜。
お電話、もしくはご来店によって受付とさせていただきます!


※この似顔絵イベントはinthedogのドッグトレーニングを受けている方のみを対象とさせて頂きます。
※当日はご予約時間が多少変動してしまうと思われます。時間に余裕を持ってお越しください。
※ご予約は混雑が予想されます。ご希望の時間帯に添えなかった場合はご容赦下さい。

posted by 安田和弘 at 10:51| Comment(0) | inthedog

2017年05月23日

11周年イベント続報

お待たせしました!
6月17日(土)に開催する周年イベントの続報です。

毎年恒例のイベントブースではプロの似顔絵師さんを呼んでワンコの似顔絵を書いてもらうという内容に決まりました。予約制によりおこないますが予約は開始しておりませんので似顔絵師さんの紹介と合わせてもう少しお待ちを!予約開始のお知らせはinthedogのfacebookからも告知します。
尚、トレーニングを受けている方のみの受付とさせて頂きます。

そしてこれも毎年恒例!KITAGAWAさんのスィーツサービス!
7周年から続くこのスィーツ企画。これまではパンケーキ、フレンチトースト、どらやき、パンケーキ、の順で来ましたので、今年は??
内容は当日のお楽しみです。

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そしてスィーツのお供の珈琲も!今年もサチ珈琲さん、お世話になります。

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その他、お得なイベントもおこないます!また続報をお楽しみに!

posted by 安田和弘 at 21:29| inthedog

2017年05月12日

11周年イベントのお知らせ

ご連絡が遅くなり申し訳ありません!
今年も周年イベントをおこないます!
昨年の10周年よりはこぢんまり?とした内容になるかもしれませんが・・・。毎年恒例のあのサービスはおこなう予定です。
皆様、どうぞ万障お繰り合わせの上遊びに来てくださいね。

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日にちは
6月17日(土)11:00〜20:00

また詳細は追って連絡します!!

posted by 安田和弘 at 13:17| Comment(0) | inthedog

2017年04月17日

動物病院を好きになるには その2

前回の続きです。
ちょうど去年の今頃にも動物病院ネタのブログを書いていた。やはりこれからのシーズンは必ず病院には行く季節なだけに注意喚起はしておきたいと毎年のように思う。

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昨年の記事はこちら。

前編
http://inthedog.sblo.jp/article/174670401.html
後編
http://inthedog.sblo.jp/article/174775381.html

昨年の記事では前半にオヤツの使い方。後半に緊張感を与えないための診察中の対応の仕方を書いた。
今回は犬が病院で感じてしまう恐怖心をどうやって減らしていくかという話。

「犬の恐怖心」
台の上が怖い、獣医が怖い、身体を抑えられるのが怖い、これらが全て怖いと感じる犬だったら大変だ。二重三重に重ねられた怖いという感情。犬は強い恐怖心を感じるとどうなるか。

犬が恐怖から身を守るためにする選択肢は3つ。
逃げるか。固まるか。攻撃するか。

診察台に上がった犬は逃げられない。そうなると残るは二つ。固まっているうちに済むと学べれば良いけれど、苦手な事柄が次々と続いてしまったら・・・。固まってもどうにもならないと思った犬は唸る、咬むといった攻撃的な振る舞いをするしかなくなってしまう。
そんな風に犬を追い込まないためには、恐怖に感じる一つ一つの事柄を可能な限り無くしていけるかが大切。
犬は人間が病院に行くときのように、治療のためとか自分の病気を治すためといった理由は分からないのだから。

人間もそうだけど、怖いと思っているときは神経が過敏になる。お化け屋敷を想像すると分かりやすいかも。
お化け屋敷で怖いと感じる人は、些細な音やちょっとした触感にも敏感になる。
つまり診察台に乗せられるのが既に怖いと感じる犬は、乗せられた時点で五感で感じる全てに対して過剰反応しやすくなっていると言える。

だったらまず診察台に乗せることに馴らせれば。それだけでも犬の負担をだいぶ減らせる。
普段から自宅で台の上に乗せることを練習して馴らしておくのも良いだろう。日常的に台に乗せてブラシをするようにしたり、保定動作(首回りを抱え込むような動き)に馴らしておくと良い。
それと、これからのフィラリアシーズンは良いチャンス。毎月薬を貰いがてら病院へ行き、診察台に乗せて体重を量る。特にその後嫌な事もされずに終わるという流れ。これは印象を良くするトレーニングをするにはうってつけの状況。
つい飼い主都合で薬を一度にまとめ買いしがちになるけれど、病院に馴らしたい方はご検討を!

その犬がどの程度病院が嫌いになっているかでもトレーニングの進め方は異なる。その犬が不安にならない状況を把握し、少しずつ出来る範囲を広げていくのが基本。もしも台の上に乗せて時間が経っても食べることが出来なければ、まずはその場で食べることが出来るかどうかがスタート。
診察台の上に乗せた後に確認するのは、食べ物を食べる余裕があるか。台の上に乗せようとするときに嫌がらなくなっていくか。最近は地面の高さまで下げれる診察台を置いているところが増えているので、その場合は犬の意思で乗るかどうかの確認もできる。自ら乗りたがるくらい台の印象が良くなってくると理想的。
台の上に乗るのを嫌がらないようになってきたら触る頻度を増やす。実際に保定動作をしてみたり、先生にお願いできるなら、先生から食べ物をあげてもらったり触診をしてもらう。このときも犬が精神的に食べられる余裕があるかをその都度確認していく。

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動物病院を好きになれるかどうかはその病院がどのような診察の仕方をするかが大きい。
コミュニケーションは一切取らず処置だけをする病院や、なかにはいくら診察のためとはいえ強引すぎる抑え方をする病院もある。
ビーが通っている動物病院は犬に負担をかけない診察を心掛けている。病院に馴らしたいと話せば、その意向を汲んでくれる。病気を治すのが動物病院だからと割り切らず、馴らす努力をしてくれる動物病院は本当に有難い。
犬が喜んで病院に来てくれれば飼い主は嬉しいし、獣医にとっても診察を楽にできる利点がある。まさに一石三鳥。
良い動物病院というのは説明が丁寧、診察が的確だけでなく、第一に犬に優しい動物病院だと思う。

なんらか病気になってしまってからでは犬のテンポに合わせて少しずつ馴らすなんて余裕はなくなってしまう。だから健康なうちに病院が安心できる場所だと教えられるか。それこそが病院を好きにできるかの分かれ道。
いざ、とっておきのご褒美を持って動物病院に出かけよう!

posted by 安田和弘 at 19:26| Comment(0) | ドッグトレーニング

2017年04月10日

4月11日(火)の営業時間

営業時間変更のお知らせです。
4月11日(火)の閉店時間を18:30までとさせて頂きます。

皆様にはご不便おかけしますがご了承の程よろしくお願い致します。

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posted by 安田和弘 at 12:08| Comment(0) | inthedog

2017年04月07日

動物病院を好きになるには その1

今月初め、福岡県の大牟田市動物園でユキヒョウの採血を麻酔を使わずに成功したらしい。
この動物園、2015年にはライオンでも無麻酔の採血を成功させていたり、動物に負担をかけない方法に意欲的で素晴らしい。

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※写真は東山動物園にて

ではどのように採血できるようトレーニングをしたのか。
それはハズバンダリートレーニングという方法。

http://inthedog.sblo.jp/article/60861330.html
前に勉強会やったなぁって調べたらもう4年以上前だった。時の流れが怖い・・・。

採血は網越しに尻尾からおこなってるので、飼育員がいる網に近寄る、尻尾を網の外へ出す、尻尾を直接触る、竹串など先端が尖った物で押す、これらの動作をもう一人の飼育員が食べ物を食べさせながら少しずつ馴らしていったと思われる。トレーニングは半年以上かけておこない、本番の採血までに至っている。ポイントとしてはユキヒョウが人間にされる動作を受け入れるように非常に計画的に進めていったことだと思う。一度でも恐怖感を付けてしまうと取り返しがつかないから。

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これまた東山動物園のユキヒョウ


犬の場合もハズバンダリートレーニングの考え方をよく使う。他の動物に使えて犬に使えないなんてことは当然ありえない。普通に考えれば犬の方が簡単なはず!・・・ただ現実は結構大変なわけで。
犬の場合、大きさが手頃だったり、力で抑えた方が良いという情報が広く伝わってしまっているため、パピー期の頃から無理やりな方法でグルーミング(ブラシ、爪切り、お風呂等)や受診をしてしまいがち。それが後に問題行動として浮彫になってきてトレーニングという流れが多いんだけど、既にトラウマがあるだけにトレーニングは大変になってしまう。

こう書くと飼い主に問題ありってことになってしまうけど。そもそも動物園の動物たちと比べ、管理されて飼われているわけはではないし、共に暮らす分だけ日常的な接点は犬の方がはるかに多い。
それら日常で起こる一つ一つの出来事を全て気を付けようとするのは容易なことじゃない。だからある程度苦手な事柄を犬が持ってしまうのは仕方がないように思う。それを踏まえて家庭犬なんだろうと。

大切なのは犬が苦手なこと、怖がっていること、それらを少しでも馴らしてあげたいと思う飼い主の気持ち。気を付ける気もない。もしくは犬のSOSに気付けない飼い主だったら犬は可哀想だ。

さて、タイトルにも書いた動物病院を好きになるには。
動物病院という存在は犬の暮らしに切っても切れない場所。病院嫌いな犬はきっと総犬数の過半数を占める。でもせめて大嫌いではなくちょっと苦手、くらいには留めておきたいところ。
ハズバンダリートレーニングという考え方も踏まえて、動物病院を嫌いにならないための心得を皆さんに知っておいてほしいと思います。

次回に続く!

posted by 安田和弘 at 12:59| Comment(0) | ドッグトレーニング

2017年03月24日

なぜ咬傷事故は起こるのか

今月9日にゴールデンレトリバーと子供の間に起こったニュース。犬と暮らす人ならご存知だと思う。
facebookなどでも他のトレーナーさんの見解をたくさん見かけた。当初は記事を書くつもりはなかったけれど、お店でも度々話題になっていたし、今後同じ事が起こらないようにと願いを込めて書くことにしました。

なぜこの犬が子供を咬んだのか。そこは実際に犬も自宅も見ていない以上分からない。
もちろん推測はするけれど、それが当たっている確証はないので。
ただゴールデンレトリバーは温厚で攻撃性が出ることはない、っていうのは経験上思わない。
実際にゴールデンレトリバーで攻撃性の相談は過去に何件も受けているし、実際に咬まれた飼い主さんにも複数お会いしているから。
そもそも攻撃性を持たない犬種というものは存在しないと思う。もちろん犬種特性や遺伝的に攻撃性が生まれ持って出やすい子というのはあると思う。ただ咬むという行動自体は学習行動。なんらかのキッカケで咬むことよって自分の身を守れる、自分に利益があると学んでしまえば、どんな犬だって攻撃性を覚える可能性はある。

これは自分の犬も同じ。ビーは今推定12歳。人を咬んだことは今日まで一度もなかったが、予期せぬ出来事が重なれば明日はその「一回目」が起こるかもしれない。
犬は自分が経験したことなのない状況には敏感。10か月のお子さんともなると日々成長があり、これまでとは違う動き、行動が変わっていくだろう。前回会ったときは良かったとしても、過信はできない。

咬傷事故。もし犬が人を咬んだ場合、狂犬病予防法によって届け出は義務付けられている。国内で咬傷事故として届け出があるのは年間約4000件。ただあくまで保健所に届け出があったものでというだけ。
実際に人を咬んでしまっても届け出をしないケースはかなり多い。家族や親戚、身内なら届け出する人はほとんどいないだろうし、他人でも小型犬が起こしたことや怪我が大したことなければ謝罪と治療費などをその場で支払ってお終い、なんてよく聞く話。なので実際の件数はこの何百倍もあるように思う。
もし今回の事故も起こした犬が小型犬だったら?きっと公にされる事はなかっただろう。

タイトルにも書いた、なぜ咬傷事故は起こるのか。
まず、しつけ。トレーニングをしておけばという話。咬傷事故を防ぐトレーニングと言えば真っ先に挙げられるのが社会化だと思う。そもそも他人が大好きに育った犬ならば、好きな相手に恐怖を感じて咬むという可能性は極めて低くなる。それに社会化をちゃんとした犬はメンタルキャパシティが高く、咄嗟の事態にもパニックを起こしにくい。人様に迷惑かけないよう躾をしたいと思うのならば社会化を最も優先するべき。
他にも攻撃性の予防には抑制を覚えさせる、平たく言えば我慢強くする内容もトレーニングにはあるけれど、
社会化やトレーニングをどれだけ充分にした犬でも100%咬まないとは言い切れない。

今回の本題はトレーニング以外の部分。
犬という動物を正しく理解している人が少なすぎる。これに尽きる。
飼い犬に手を噛まれる、なんてのがことわざになっているほど犬が咬むなんてあり得ないって思っている人が多すぎること。
知らない犬なのに目を直視しながら正面から近づいてきて触ろうとする犬好きな人。犬と散歩しているとき、後ろから早足で犬のすぐ間際を通り抜ける通行人。自分の子供が知らない犬に近づいていっているのに止めようとしないお母さん。
もちろん責任は全て飼い主にあると思う。危なければ相手に説明して止めてもらう。通行人を見かけたら道を空けるようにする。そういった管理が飼い主には必要。
ただ、それにしたって犬という動物を警戒しない人が多すぎると思う。


そして飼い主同士でも。自分の犬が緊張している、警戒している、そういう一瞬に気付けない人が多い。
犬同士を挨拶させているとき。明らかに緊張していて、その場から離れたがっているのに、飼い主は犬が出すSOSに気付かない。そうなると犬は自分の身は自分で守るしかなくなってしまう。
犬を悪くさせないために、どんな状況だと犬は緊張しやすいのかという知識は欠かせない。
それと緊張しているときの表情や重心の変化。犬のボディランゲージを見る力も大切。
あとは自分の犬のメンタルキャパシティを把握しておくこと。自分の犬が対応できないような環境を無理矢理に与えてしまうようでは心穏やかな犬には育たない。
厄介なのは犬に無理をさせている飼い主本人にその自覚がないケースが多いことだけど。

犬と暮らす人はもちろん。そうでない人たちにも犬が本当はどんな動物なのか、正しい情報が浸透していくことが咬傷事故を減らす唯一の方法だと思う。
犬は可愛い、犬は人に触られるのが好き。そういう都合の良い情報が目立ちすぎている。
本当は犬は繊細な動物で、人間社会にストレスなく適応できるのは簡単なことじゃない。だから人が守って導いていかなきゃいけない。

自分も今回の事故を他人事とせず、正しい事を一人でも多くの人に伝えられるように努めたいと改めて思う。

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posted by 安田和弘 at 20:55| Comment(0) | inthedog

2017年03月20日

犬に話かけないDay その2

犬に話しかけないで過ごしてみる日を作ってみる。そんな突拍子もないような話には意外な効能があるそうな。そんなお話の後編です。

前回は犬とのコミュニケーションにおける部分。犬は言語コミュニケーションをしない動物だから。犬が本来おこなっている身体の仕草を用いての会話「ボディランゲージ」を学ぶために「話しかけないDay」をお勧めしましたが、今回はトレーニングについて。

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初めての場所に行ったりなどして犬が座らない状況のとき。つい飼い主さんは「オスワリ!オスワリ〜!」とキュー(指示のこと)を連呼しがち。実際お店に初回カウンセリングにみえる方の多くがそんな感じ。まず犬が指示を聞いてくれない理由を冷静に考えてみたい。
よく言われがちなのは、分かっているのに「わざと」しないというもの。このわざとという表現を自分は好まない。犬の学習は損得勘定。座れたら大好きなご褒美をあげようという状況でわざと言う事を聞かないなんて、犬にとってなんのメリットがあるのだろうか。

犬を悪者にする前にまず疑ってほしいのは、普段と環境が違って何をして良いのか犬が分からなくなっているのでは?ということ。実際それが一番理由として多い。
犬の学習はその時の環境に大きく影響される。例えば「自宅のリビングで」「お客さんなどがいない静かなときに」「飼い主が」「しゃがんで」「手にオヤツを持って」オスワリと言ったときに犬が座れるとする。これら全てがオスワリの行動を起こす条件になっている。もし場所が自宅でないだけでも犬はなにをして良いのか分からなくなってしまう可能性は高い。

で、分からなくなってしまったときに飼い主が最初にするべき対応は、まずキュー(指示)を外すこと。どうせ言ってもやらないのに闇雲にキューを連発するのは言葉の無駄使い。言われる度に犬は飼い主の言う事を無視する癖がついてしまう。それに犬はガミガミ言う人が苦手。熱意を正面から向けると徐々に飼い主から視線をそらしてしまう。

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じゃあどうやって犬に再び行動をさせるか。
まずは一旦落ち着いて。
犬がなにをすべきだったかを気付けるようなヒントを出してみる。ヒントというのは行動を教えた過程の方法。トレーニングがうまくいかない時の基本は一つ前に戻ること。
オヤツなどで動きを誘導して当初教えたのなら、それがヒントになる。室内で教えた行動が外でできないのなら、集中しやすい場所を探してそこからやってみるのも良いと思う。環境設定は大きなヒントになる。
飼い主自身がどうやってその行動を犬に教えたのかちゃんと理解できていれば一つ前に戻るというヒントの出し方は簡単だ。
問題なのは偶然、あるいは飼い主も無意識のうちに犬が行動を覚えていた場合。よくあるのはトイレの問題。飼い主が特に教えたわけでもなくなんとなくシートでできていた犬がある日を境に崩れてしまったとき。飼い主はどうやって再び教えたら良いのかに困ってしまう。本当は偶然覚えたなんてことはなく、必ず学習できたキッカケが存在するはずなんだけれど。
そういった点からトレーニングは単に覚えれば良いではなく、教えている過程が大事と言える。

そんな出来そうで出来なかった状況を克服させることを繰り返すことにより、犬は少しずつ普段と異なる環境でも安定して行動できるようになっていく。
大事なのは分かっている、理解しているはずと決めつけず、犬目線で分かりやすいように導いてあげること。

自分は指示を聞ける犬というよりも、空気を呼んで必要な事に気付ける犬が好き。
声を荒げなくとも自然と飼い主が望むことに気付ける犬はスマートでカッコいいと思う。
犬に話しかけないでハンドリングをしてみると実際どの程度行動を理解できているか分かる。しっかりとトレーニングをしている犬と飼い主なら言葉の指示がなくとも座らせたり、待たせたり、近くに来させたりといった動きができるはず。

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トレーニングにおいての犬に話しかけないDayの目的は、本当に必要な声掛けを見つけるためにある。言葉を無くして接してみると、本当は言わなくても行動できていた不要な言葉や、言うことでマイナスの印象となっていた言葉に気付ける。

犬を学ぶための一番の先生はその犬自身。
「話しかけないDay」を通じて、ぜひ皆さんも自分のワンコ先生からの個人指導を受けてみては?


posted by 安田和弘 at 16:13| Comment(0) | ドッグトレーニング