2017年10月01日

ビーの不思議な行動。その謎を解き明かせ!


最近ビーが世にも不思議な行動をするようになった。

それは

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飼い主である自分がビーの名前を呼ぶと、他人の元へと向かっていくようになった事!!

その反応は露骨で自分がビーと呼ぶと、即座その声に反応して耳が動く。そしてその後で自分とは正反対の位置にいる人の元へと歩みより顔を見上げて座る。決して自分の呼びかけに反応していない訳ではなく、自分の呼びかけにより他人の元へと向かっていくという・・・。
今回はそんな奇怪な行動をトレーニング目線により解説したいと思う。

ビーは言ってもドッグトレーナーの子である。
未熟だった頃に出会い共に成長してきたとはいえ、人に自慢できるほどの良い関係は築けてきたと思う。
普段の暮らしでは、どんな時だって、なにをする時にだって呼べば迷わず来てくれる。
…ところが!ここ最近、お店にビーを連れてきたとき。今回のような異様な行動に気付いた。
ビーと呼んでも来ない。今までならお客さんの前でドヤ顔で
呼び戻していたというのに!
ビーよ。なぜ俺はここで呼んでいるというのに、反対側へと嬉しそうに走って行くんだい…。

トレーナーたるものこんなときも取り乱してはいけない。行動の謎を解く鍵はいつだってそう、まずはABC分析だ!

Antecedent:先行刺激
Behavior:行動
Consequence:結果

つつじが丘吠え 2017Aug.jpg
つつじが丘吠え 2017Aug 例.jpg

犬の学習の基本。
どのような状況で行動し、その結果なにが起こっているのかを読み解く。
ABC分析について過去のブログでもちょくちょく紹介してます。
http://inthedog.sblo.jp/article/69653649.html

今回のビーの行動は、

・お客さんたちの前で自分がビーと呼ぶ(A)
・お客さんの前でビーは座る(B)
・「あらビーちゃんこっち来たのね〜」と言われてトリーツ(オヤツ)を貰う!(C)

なんてこったい。理由はお客さんから好ましい結果を貰ったことじゃないか。
これはいけない。自分も再度呼び戻しをトリーツ使って強化しないと!

・お客さんの前でビーが座ってオヤツに期待している時に自分がビーと呼ぶ(A)
・ビーは一旦こちらに顔を向けるも名残惜しそうにお客さんを見る(B)
・「ビーちゃん呼ばれてるから最後に一つだけね」と言われトリーツを貰う!!(C)

なんてこったい。自分が名前を呼ぶという誘惑に負けないでお客さんの足元に留まるトレーニングが成立してしまっているじゃないか!

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普段の暮らしではこのような事はない。先行刺激(A)に「外」「お客さん」が含まれない限りは。

この行動を修正しようと思うと、
お客さんには一切トリーツをあげてもらわない、もしくは自分がビーに許可を出した時にしかお客さんにはあげてもらわない。
それと、お客さんがいる状況でなるべく自分が多く呼び戻した後にトリーツをあげるようにする。
このような方法で修正可能だと思われる。

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ただ、自分はこの行動を治そうとは考えていない(正直全くないというわけでもない)。
問題行動とは人が問題とさえ思わなければ問題行動ではないのである。

ビーはここ最近お店に連れて行ったり、旅行に出かけたりすると大変楽しそうだ。
こんな風に育つことが出来たのは偏にビーを可愛がってくれた皆さんのおかげ。お客さんや友人たちとの出会いがなければビーは今でも臆病なままの犬だったと思う。
そんなビーが無邪気に?楽しむ姿を見られることは自分にとっても嬉しい。

人も犬もハッピーなら、もうそれで良いじゃないか。

思い通りにならない事も含めて、犬との暮らしを共に楽しもう。

posted by 安田和弘 at 11:23| Comment(4) | me

2016年12月30日

2016仕事納め

本日仕事納めです。最後の日までバタバタです。
今年の1年は本当に色々あったなぁと振り返る。
お店は10周年を迎え、新しいトレーニングのカタチをとPOSITIVE BUDDYを始めた。
愛護センターとの連携で問題犬のしつけ教室だけでなく、これまでお話した事のない方面の方に向けてセミナーをやらせてもらったり、広報なごやの取材があったり。
主となるドッグトレーニングでも新しい方との出会いがたくさんあった。
やり残した事は実際多いけれど振り返れば駆け抜けた1年だったなと思います。

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トレーニングの相談は複雑なものがたくさんあった。解決には試行錯誤の繰り返し。信じて通ってくれる方の思いを裏切らないようにと、内心必死な思いのトレーニングも多かったです。
家庭犬のトレーニングは何年続けていようが10年前と変わらず難しい。むしろ色々考えないでやってきたときのがある意味悩みが少なかったような。

犬の状況による学習は本当に厄介。どんなに教室やトレーナーの前で上手くいこうが、「飼い主に対して」「自宅周辺」「家族が揃っているとき」「夜に」など学習が限定されているものには効果が表れにくい。ここで会う人には吠えないけど、自宅から夜散歩に出たときは吠える、みたいなものがソレだ。そういうのを一括りに、飼い主が舐められてるからですよってアドバイスしちゃう人には驚くけれど。
そこを乗り越えるためには結局飼い主さんにやり方や考え方の一つ一つをしっかり理解してもらわないといけない。じゃなきゃ上手くいかない時の基準の上げ下げや発想の転換を飼い主さんができないから。
伝えることの大切さがここにあるんだって思う。

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話は少し変わりますが、名古屋市動物愛護センターはこの1年はまた飛躍の年になっている。犬の殺処分ゼロの目標を4月に掲げ、その数字を守り続けている。まだ多くの問題はあるにせよ、殺処分ゼロという事実は凄いこと。それにはセンターだけでなく、多くのボランティアさんの必死の頑張りがあって。今の自分は役に立てているのか、どうだと自問自答してしまう。
自分のトレーニングの目的は人と犬が「お互いに」ストレスなく暮らしていけること。そして犬のQOLを考えられる飼い主さんを少しずつでも増やすこと。それが延いては殺処分を減らすことに繋がると信じている。
その筋だけはブレないように。また来年は新しい表現の形を模索していきたい。

inthedogに通う方にとっては来年はより楽しくトレーニングできるように。
自分自身はより成長し思いを実現できる人間になれるように。
これが来年の抱負かな。

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一年の総括と思って書き出したら、なんだかゴチャゴチャした内容のブログになってしまいましたのでこの辺で。
新年には、また元気な姿で皆様とお会いできることを楽しみにしております。
良いお年をお過ごしください。

posted by 安田和弘 at 22:28| Comment(0) | me

2016年05月24日

10周年。ビーのこと。

お店が10周年ということで、今回からしばらく10年という年月を振り返る内容を題材にしてみようと思います。初回は自分の愛犬ビーについて。

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ビーは現在推定11歳。引き取ったのが推定1歳、自分と暮らして10年になる。
なぜかこれまでに一度も性別を当てられたことがない。安田の犬だから?ビーという名前だから?決まって男の子と間違えられるけれど、正真正銘の女の子ですから!

俗に言う悪質ブリーダーのようなところから引き取ったのが10年ちょっと前。そこでビーグルだからビーと言われていた。名前は変える予定だったけど、ちょうど警察犬訓練所を止めたときで仕事探しに奮闘する日々。そんな生活が落ち着く頃にはすっかりビーで定着しちゃっていた。
とにかく人に甘えない、フラフラと人から離れるような犬でした。そんなビーが色んな人に可愛がられる犬に育ったのは当時とことんビーと遊んでくれた仲間たちのおかげです。

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とにかく当時は犬を育てるのに必死で、トレーナーとしての方向性が定まっていなかったのもあり、色んなトレーニング法を学ぶ度にビーに試す毎日。犬との暮らしで直面する苦労や分かっていてもついやってしまう感覚。そんな飼い主目線の気持ちをビーによって知れた。
留守番から帰ったら冷蔵庫の扉を開けていて、なかの食材、卵や野菜や肉、調味料を一式食い漁っていたのは今となっては良い思い出・・・。

お店を引き継いだ当初は今よりもっとお店に連れてきていた。いわゆる看板犬状態。どんな犬にも人にも上手に振る舞うし、犬が苦手な子のトレーニングでもビーがいる方が進めやすい。
そんなある日てんかん発作が起きた。最初、理由はさっぱり分からなかったけど、状況を整理していくとビーの睡眠不足や他犬への過度な接触によるストレスだと断定。このとき犬のストレスのキャパシティみたいなものを深く考えるようになった。それ以来はトレーニング目的でビーをお店に連れて来るのは止め、連れてきても長時間いさせないように気をつけるようにした。それらのおかげか、かれこれ5年は発作を見ていない。
セルフコントロールやストレスという本質もビーからたくさん学ばせてもらった。

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ドッグトレーニングの発見や向上に繋がる一番の近道は犬自身から学ぶこと。ビーは自分にとって一番の師匠なのかもしれない。

ビーが高齢になってきて色々な変化が起こっている。
ひとつはビーの健康面。相変わらず食欲旺盛ではあるけれど、目の持病が悪化し視力はだいぶ落ちてきた。そのせいか最近散歩中に坂道などを怖がって歩かなくなるなど新たな問題が出てきた。大変ではあるけれどトレーニングでなんとか持ち直したいと奮闘中。

あとは自分の心情の変化。これが大きいな。
ビーを連れて旅行に行きたいと思うようになったり、とにかく色々な思い出を作っておきたいと感じるようになったこと。でも必ずしも自分が行きたい場所がビーにとって100%好きなこととは限らない。結局ニンゲンのワガママに付き合わせている部分もある。けれど、そんな道中でも、ちゃんと自分の言うことを聞いてくれたり、大きなストレスを感じないで旅行を楽しんで過ごしてくれたり。そんな社会化の成功とトレーニングの恩恵を前よりもしっかりと感じる。

タイトル通りにビーのことだけを綴ったブログになりました。本当はもっと書きたいことがあるけれど、あんまり自分の犬のことばかり書くのもアレなのでこのへんで。
最後に、これは皆さん当然に思う有り体な言葉だけど、

ビー、どうかこれからも健康で元気に。
そんで共に楽しく過ごしていきたいね。

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posted by 安田和弘 at 21:08| Comment(2) | me

2014年02月15日

日本流?!

今年二回目の積雪となった名古屋。降り積もったあとに雨が降らなければ犬との雪遊びができたのに、残念ながら二回とも雨へと変わり、犬にも人にもあまり楽しい一日とはならなかった。

ちょっとしたお客様との会話の流れで「ドイツの犬はなぜ幸せか」という本を読んだ。
ドイツでの何気ない日常を犬目線で綴った内容のこの本。
読んだ愛犬読者はきっとドイツはなんて犬思いな国なんだー。と関心するような事柄ばかり。
自分自身は諸外国の犬事情を語れるような存在ではない。なので今回はあくまで読書感想+日本ベースのお話。

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ドイツと聞いて有名な日本との違いは、やはり法律としてノーリードの制限がない州や市が存在するということ。様々な交通機関を始めお店、それも飲食店ですら犬を連れて入店できるということ。
愛護の形、また虐待の定義が詳細に決められていることなど。
日本よりも犬を家族として国全体が迎え入れてくれているという感じがする。

日本はそれと大きく異なる。公共の場での放し飼いは各市の条例で禁止されているし、どんなお店であれサービスドッグ以外は入店を拒否して当たり前。それと生体販売のかたち。
飼い主としてはこれらの違いに憤りを感じている方もいらっしゃるかもしれない。

この本事態は発行されてだいぶ経つので、必ずしも現在の正確な実情が書いてあるかは分からないけど、とても印象に残った話が書いてあったのでご紹介。
犬とショッピングへ出かけた時の話。どこへ出かけても入店できないお店の方が少ないくらいに犬を連れて歩くことに不自由が少ないそうだが、入店できないお店の場合、外で犬をリードで繋いで待たせておくというのもドイツの街ではよく見かける光景だそう。
ここからが凄い。著者の犬はノーリードでお店の前で待たせられるようにトレーニングをし、それができるようになった。このノーリードで犬を待たせるということをお利口と周囲も褒めてくれていると書かれている。
著者も書いているとおり、ノーリードでも待っていられることを教えるのが難しいこととは思わない。すごいのはそれすら認められてしまうというお国柄。

日本の動物への意識は遅れていると言われています。その理由は様々あると思うけど、番犬文化、座敷に土足の動物を上げるという違和感、そういう考え方から変わってまだ日が浅いというところが大きい気がする。ようやく法律上でも物から命へと扱いが変わってきて、これから少しずつ人と動物との共生する方法を見つけていきましょうって段階。そんな発展途上の最中なのに、間違っても上記のようなショッピングの仕方はしてはならない。日本では条例違反であり、非常に迷惑なマナー違反となる。
自分自身はリードを付けていても犬だけ置いて待たせることには抵抗感があるくらい。

犬に関わる仕事をしながらいつも考えていることがある。動物に関しての社会認知、法律、飼い主さんのモラル、色々と未完成なところはあるけど、ペット先進国の真似事をしていても理想形にはたどり着けないのではないかと。日本というお国柄に合ったオリジナルなものを築いていかなければいけないと。
それはトレーニングでも言える気がする。よく海外の書籍に書かれているような社会化トレーニングの方法(子犬を飼ったらパーティを開いて大勢を招き、触れ合わす!)それとは違う形の社会化とか、集合住宅ならではのトイレトレーニングや吠え癖の対策とか。そういうのも日本流とも言える方法を選んでいってるわけで。

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そう考えると犬を飼っている人のマナーの確立もまだまだこれからなのかなと。犬を家族として考えない方が大多数いらっしゃるなかで、飼い主が犬の権利を一方的に主張はできない。それぞれが気持ちよく過ごしていけるような丁度良い落としどころを見つけていかないといけないような気がする。
そのためには以前から言われていることだけれど、犬を飼っていない方、今後飼おうと思っている方がもう少し犬という動物を理解できるような環境。飼い主さんのマナーの向上と自身が育てるということへの責任感。まずはやっぱりそういうところからなんだろうな。

ちょっとまとまりのないブログ。自分自身もまだ理想形がぼんやりとしか見えていないからなのかもしれません。でも飼い主一人ひとりが、今よりちょっとだけ意識することが出来れば、もっと犬を取り巻く社会が良くなる。もっと犬と気持ちよく過ごせるようになる。そんな気がしています。
皆さんなら日本での犬との暮らしの理想形をどう考えますか?

posted by 安田和弘 at 00:50| Comment(4) | me

2013年03月01日

犬の幸せ

犬のトレーニングを成功させるための心構えなんてものがあるとすれば、自身が家族として迎えたその犬を、幸せにしてあげるという責任感だけあれば良いだろう。

この気持ちがあればトレーニングのモチベーションも、今その犬にすべきことも見えてくるような気がします。
原点回帰と言うと大げさだけど、最近また犬の暮らしの在り方や幸せについて深く考えるようになってきている。

犬の幸せってなんなんだろう。
最近は犬という動物がどのように学習をして何を感じているか、そんな研究がどんどん進んでいる。
それによって以前に比べて犬の感情を具体的に判断できるようになってきているけど幸福度は判断できるんだろうか。
自分達人間だって何が幸せかって具体的に答えるのが難しい。お金があって裕福な暮らしも幸せだろうけど、毎日必死に働いて汗水流す暮らしの中にも確かな幸せがあるし。

「5フリーダム」動物福祉の世界基準というものがある。

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・飢えおよび渇きからの自由(給餌・給水の確保)
・不快からの自由(適切な飼育環境の供給)
・苦痛、損傷、疾病からの自由(予防・診断・治療の適用)
・正常な行動発現の自由(適切な空間、運動、刺激、仲間の存在)
・恐怖および苦悩からの自由(適切な取扱い、人道的なトレーニング方法)

これらが満たされている動物は心理的に幸福であるという判断基準。もともと家畜のQOL向上のため生まれたものだけど、もちろん家庭で暮らす犬にも当てはまる。

こういうものが最低限満たされているのは前提で、それぞれの飼い主が犬の幸せについてディスカッションをしたら、きっとまとまらない結果になるでしょう。幸せってそれぐらい各々の考えがあることだろうな、きっと。

留守番はあるより無い方が良いだろう、運動や遊べる時間は長いに越したことはない、苦手な人が多いよりも好きな人が多い方が良い・・・。そういう考えは正しいと思う。
だけど他所との他犬との比較は無意味な気がしてならない。


定休日にビーを連れて動物病院へ行ってきました。首のしこりが気になって細胞診してもらったところ、幸い急性ではなく悪性化も今のところしていないようだったので一安心。
それでもこんなことがあると、もしものことや、自分の犬は今幸せかって自問自答をしてしまう。

飼い主として至らないことはたくさんあるけど、ビーは今確かに幸せだと思う。というかそう感じる。
そこに誰かとの比較はない。今の自分にできる精一杯の愛情があれば良いと思う。

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相手は人間とは異なる動物だから。人間よりもより思うだけでは伝わらないし変わらない。行動が伴ってこそ愛情だと思う。
その行動の一つの形がドッグトレーニング。だからトレーニングは犬を幸せにするためのものでなければいけない。
何かを奪うものではなく、人と犬を繋ぐもの。
そんな方法を、暮らしを伝えていきたいと、今日もヘラヘラ笑っているビーを見て心の底から思った。

posted by 安田和弘 at 14:15| Comment(2) | me

2012年10月17日

犬と暮らしたいなと考えたら

「犬って何時間ぐらいひとりで留守番することができますか?」

よくトレーニングをしていると質問されること。
とりあえず答え方としては、その犬の経験や飼育環境によって変わります、とお話する。
通常2,3時間の留守番しかしていない犬にいきなり10時間留守番は厳しい。でも普段から長時間の留守番をしてきた犬はその長い留守番に適応していたりする。

自分自身、犬に長い留守番をさせてしまっている飼い主なので本来言えたものではないが、留守番できる事と犬本来の幸せは違う。犬は家族とのコミュニケーションが多くあってこそ幸せなのだろう。
犬に長い留守番をさせている分、罪滅ぼしのような感覚もあるのかもしれないけど、犬とのコミュニケーションを作る時間を自分は大事にしている。お散歩であれ、何気ない接し方であれ。そしてそんな犬との時間を楽しんでいる。
でもなかには留守番も長いうえに、お散歩に行く時間や遊ぶ時間も作れない。そういったお話を聞くこともある。それで吠え癖や咬み癖を治したいと。根本的な部分に違和感を感じてしまう。

以前、将来トレーナーになろうと勉強をしている方へこんな質問をした。
「家庭犬にどんなことをトレーナーが教えるべきか、また何故それを教える必要があるのか。」
それに対してこんな意見があった。
「マテを教える、理由は犬がウロウロすると困るから。」

衝撃的だった。ウロウロするのが困るぐらいなら最初から犬と暮らそうなんて考えるな、と思ってしまった。
犬は本当に謙虚な動物で、どんな暮らしであってもそれに適応しようとするし、他の暮らしと比較して不幸せを感じたりはしない。それに甘えて犬本来の習性からかけ離れた暮らし方をさせるのは間違っている。

犬に癒されたいと思って犬を飼いはじめる方は多い。
いつも思っていることだけど、相手に癒しを求めるなら、まずその相手が安定していて幸せじゃなきゃいけない。これは人間からでも、犬からでも同じことが言えると思う。

社会の大半に、犬って人の生活に身近に存在していて誰でも飼おうと思ったら飼えると思われている。そんな風習は改められていかなきゃいけない。そうでないと不幸な家庭も減っていかないから。
犬は誰にでもちょっとお金をかければ飼えるような手軽な動物じゃない。

名古屋市の動物愛護センターで「犬猫を飼う前教室」というのが実施されています。
こういった活動はもっと広がってほしいし、広げていきたい。
やり直しができることじゃないから。動物との暮らしを始める前に、ペットショップへ行く前に、まず自身が本当に動物を飼うべき家庭か、正しい情報を得た上で真剣に考えてほしい。

名古屋市動物愛護センター「犬猫を飼う前教室」
http://www.city.nagoya.jp/kenkofukushi/page/0000040728.html

posted by 安田和弘 at 14:19| Comment(0) | me

2012年03月22日

動物愛護推進員

来年度から始まる名古屋市の動物愛護推進員、その一人に選ばれた。
今日はその講習会、委嘱式が名古屋市公館でありました。

動物愛護推進員とは、動物と暮らす上での正しい知識や飼い方を広めていく行政の活動を支えていったり、住民や飼い主から求められたときに必要な助言や支援をする、あくまでボランティア。

なので街でマナー違反をしている飼い主に
「私は愛護推進員だ!こちらの指示に従いなさい!」なんて言うことは出来ない。そんな権限も権力も推進員にはありません。

講習会を聞いていて感じたことだけど推進員って例えるならマイクスタンドみたいなものだと思った。
マイクのように相手に聞かせるようなものでもないし、無かったからといって相手に伝えられない訳でもない。どれぐらいの音量で、どんな内容を伝えるかはその人次第。その支えが推進員という肩書きなのかな。

自分の場合はドッグトレーニングを職業としているので、これまで通り、個人の方に対してトレーニングの技術を提供していくのがトレーナーとしての仕事。社会に対して行政や他の推進員と協力しながら、犬という動物の理解を啓発していくのが推進員としての活動。これからはそんな二足の草鞋を履くことになりそう。

自分達は名古屋市における推進員一期生ということになる。この制度が今後地域に根付いていくように活動には責任を持って、まずは手探りでも進んでいこうと思います。

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posted by 安田和弘 at 20:30| Comment(0) | me

2012年03月12日

3,11

今日は名古屋で季節外れの雪が舞い散りました。四季の中で一番冬が好きで、今季最後の雪かと思うと少し寂しい気もします。

震災から一年が過ぎました。テレビをつければどのチャンネルも地震についての放送をしていて、震災当初の頃を思い出します。あの日はちょうどお店でトレーニングをしているときでした。揺れが長く続いて、少し危険を感じ、お店にいらした方達と外へ避難。でもまだ楽観的でした。夜、家に帰って関東の方へ連絡が取れなくなっているのを知って、ようやく事の深刻さに気づきました。自分は関東に友人がいたから、なにかリアルに感じられたけど、もし誰も知人がいなかったら、ひょっとしたら他人事のように感じてしまったのかと想像すると少し怖い。

被災された方達の震災は今このときも続いている。でも名古屋で普通に暮らしていると、ふと忘れてしまうこともある。他人事にしない、思い続けて他人のために行動し続けることって本当に難しい。

自分の周りには今も支援を続けている方が大勢いて、それは動物、被災された方のどちらでも、そして支援の形もそれぞれ。
どんな小さなものであっても、自分も自分なりに思いを続けていきたい。

posted by 安田和弘 at 12:27| Comment(0) | me

2011年10月30日

細かいことです

駅前などで犬のトレーニングをしていると「いま調教してるの?」と質問されることがあります。
前々からどうも調教という言葉はしっくりこない。そもそもトレーニングには類義語がたくさんあって躾、訓練、といった呼び方もよく聞きます。辞書で調べてみると

訓練: ある能力や技術を習熟させるために、教えて練習させること。
躾: 礼儀作法を身につけさせること。
調教: 馬・犬・猛獣などを目的に応じて訓練すること。
トレーニング: 訓練。特に体力をつけるための基礎的な運動。

うーん、やはり言葉的には似たり寄ったり。実際には大きな違いはなさそうです。
トレーナーの仕事も、どの言葉でお店に問い合わせがあっても実際の内容は共通しています。
ただ自分の中での言葉のイメージとしては
 
訓練: 競技会やドッグスポーツなどを意識した場合やオビディエンスを教えること
躾: 家庭の中や第三者に出会ったときのマナーを覚えること(あまり普段言わない)
調教: サーカスなどショーのためのもの(たぶん言ったことない)
トレーニング: なににしろ犬に教えること全般。

言葉のイメージの問題だと思いますが躾や調教という言葉を自分は殆ど使っていない。なんだかトレーニングという言葉が一番落ち着きます。たぶん犬と暮らし始めた多くの人がペットという言葉を使わなくなるのと一緒か。

結局は言葉よりも動機や目的の方が重要で、犬とこういう暮らしをしたいんだ!という目標に向かって、生活を工夫したり、色々な刺激に慣らしたり、犬に教えていったりするのがトレーニング。それの総合的なお手伝いをするのがドッグトレーナーの仕事かな。
細かい事を気にしてみましたが自分なりに考えてスッキリしました。

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もうすぐ11月、今の季節はお散歩するにも本当に気持ちが良い。
最近自転車の交通ルールの見直しが話題になっていますが、犬の散歩をしている立場としては規制強化はちょっと嬉しい。トレーニングでも今まで自転車とのすれ違い時のトラブルの相談は多かったし。
当面は自転車に乗るとき不便に感じるかもしれませんけど…。
それでも歩行者(犬の散歩をしている人も)がもっと安全に散歩が出来る街になっていくと良いですね。

posted by 安田和弘 at 19:38| Comment(3) | me

2011年10月14日

SNS

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お店に来年のカレンダーが届きました。もうそんな時期かと思うと本当に1年はあっという間です。
せっかくお店をやっているんだから色々な事にチャレンジしたい、1年の始まりに心の中でそう思いつつ油断していると月日ばかり流れていってしまいますね。いかんいかん!

チャレンジといえば少し前から、INTHEDOGのFacebookページを作りました。最初は苦手意識がありましたがボチボチとやっています。
ブログの方と違って、ちょっとしたお店の出来事とかお勧めの商品の紹介などを載せています。よろしければ覗いてみて下さい。

http://www.facebook.com/inthedog


最近のスマートフォンブームやSNSの普及などによって、コミュニケーションの仕方が自分の周りでも少しずつ変わってきています。
電話よりメールのが手軽、SNSでの交流はもっと気軽、そんな流れができてきているのかな。
犬の場合はどうだろう、犬とのコミュニケーション(トレーニングの方法)はきっと10年後もそれほど大きな変化はないんじゃないかなって思います。
日々トレーニングの理論は研究されていますし、今後犬という動物に関して新しい発見も出てくるかもしれません。それによって今よりも分かりやすくこちらの意図を伝える方法も広まっていくかもしれませんね。
でも革新的なコミュニケーションツール(ドラえもんの世界のホンヤクコンニャクみたいな?!)やこれまでに全く見たことのないような新しいトレーニング方法というのは、自分の勝手な予想ですが生まれてこないような気がしています。というか自分は必要だと感じません。
現在でも犬とは心を通わせられるし、意思疎通ができていると感じることができるから。それは時間がかかる事なのかもしれません。時間がかかっても犬との理解を深めようという流れこそ最良なんだと思っています。

ビーと暮らし始めた頃、こちらの意思をうまく伝えられずにされた数々のイタズラも、今となれば良い思い出です。どうやって冷蔵庫の扉を開けて漁れたのかは謎のままだけど!




posted by 安田和弘 at 15:28| Comment(0) | me

2011年08月07日

飼う前に

犬を飼う前に相談していただけることは、トレーナーの自分にとって最も嬉しいタイミングです。

自分の家庭に合うのはどういった犬種か。迎える前にどういったものを揃えたり、部屋のレイアウトはどうするか。飼い始めてからどの程度の費用がかかるか。パピーを迎える場合、ワクチン完了までの社会化はなにをするべきか。飼い始めてすぐに問題になるであろうトイレトレーニングや甘噛み、無駄吠えなどに関しての情報を知っておく。
など、スムーズに犬を迎えるためにもあらかじめ考えておくべきことは多い。

飼いやすい犬種や良いブリーダーについての情報を持って迎えたとしても、命ある動物だから、特にパピーの場合は想像通りの性格の子がくるとは限りませんが…。

後になって後悔することのないように、相談を受けるショップや自分達トレーナーは動物を取り扱うプロとして、常に正しい情報が発信できていなければいけないと思います。

最近のニュースで、毛が抜けない犬種は犬アレルギーを起こりにくいという通説に関して化学的な根拠がないという研究結果が米国の病院から発表されたという話を聞きました。
まだ確かな結果とは言えないようですが、家族の誰かが犬アレルギーだけど、毛が抜けない犬種だから大丈夫だとは簡単に考えないほうが良いかもしれません。

情報や知識は油断しているとすぐに昔のものになってしまいます。ほんと日々勉強ですね。


少し話は反れますが…

来年度に予定されているの愛護法の改正では、仔犬の販売月齢の見直し、深夜販売やインターネットによる販売の規制強化などが議論されています。環境省ではこういった動物取扱業の適正化についての一般の方からの意見募集もHPでおこなっているようです。
これだけ議論されるということは、つまりこれまでの販売方法に多くの問題があったということです。
それぞれの視点によって意見も違うでしょうし、どこまで改正されるのか分かりませんが、多くの方達が改正のことを知って考えていただけたらと願っています。


もうすぐお盆休みですね。犬を連れて旅行に行く方も多いと思います。8月になってまた猛暑が戻ってきてしまいました…。人間もですが、犬はとにかく暑さに弱いので熱中症にはくれぐれもお気をつけ下さいませ。
楽しい夏の思い出になりますように!

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2011年06月22日

イスとイヌの見分け方

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イスとイヌを見分けられないヒトはいませんか。
じぶんは ぜったいだいじょうぶとおもっていても ある日とつぜんイスとイヌがわからなくなるなんてことは よくあることです。
そんなことになったらイヌは大めいわく!
これは そんなヒトのために イヌがおしえてくれた わかりやすいイスとイヌの見分け方の本です。


という書き出しから始まるこの絵本、タイトルから自分はニヤニヤしてしまいましたが、
限りある命を大切にしてほしいという気持ちが伝わってくる大人が読んでも心が潤います。
シンプルだから伝わるものもある、絵本の世界は奥が深いです。

イスがこわれたときは こわれたイスという。こわれたイスは しゅうりする。しゅうりしても なおらないときは しかたがないので すてる。
イヌが こわれたときは けがをしたイヌ、または びょうきのイヌという。けがをしたイヌやびょうきのイヌは ちりょうする。
ちりょうしても なおらないときは だいじに そばに おいておく。


お客さんからお借りした絵本なのですが、自分が普段通りに生活しているとなかなか出会うことの出来ない本でした。ありがとうございました。日々の生活の中で好奇心のアンテナを隠さず持ち続けていきたいですね!

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なぜか読み終えると違いが分からなくなる??以外に共通点が多いイスとイヌでした。


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2011年06月16日

初夏

暑くなったと思ったら雨が続いたり落ち着かない時期。でも来月には毎日暑い暑いと言っているのかなぁ。
ビーにとって夏は気温が上がっていくこと、持病のアトピーが辛いのもありますが、もう一つ大きな天敵に花火があります。打ち上げ花火の音には慣れていて平気なのですが、公園などで行われる花火にトラウマがあります。線香花火のような音がしないものでも火薬の臭いで関連付けられているのか、花火をしていると人間が気づくより先に慌てて逃げようとします。そのため夜の散歩が億劫になってしまって、これからの季節のビーの散歩は朝の時間帯に行くことが増えてきそうです。

夏のお散歩対策、まぁ時間帯に気をつけるのが一番なのですが、暑さ対策、水分補給にこんな商品はいかがでしょうか?

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保冷剤の入ったクールバンダナ、散歩中に水を飲ませるのに便利なシリコン素材のボウルなど、夏にあると便利そうな商品達です。夏は朝でも時間帯が遅れるとアスファルトの路面温度は結構上がってくるので油断は禁物です。


ビーの花火嫌いを以前は克服させようと考えていました。自分が困ることではないんだけど、それが犬のためになると思っていたからです。
だけどいつからか個性の一つとして考えられるようになりました。苦手だったら人が気をつけてあげれば良いやって思えた。
もちろん苦手なものが日常的に出会わなければいけない刺激(例えば他人とか、車の音とか)だったら犬のために慣らしてあげるべきだと今も思います。
でも得意不得意を個性と認めてあげて、それに合わせて付き合ってあげるとお互いが楽になることもあるんだと、犬から学んだ気がします。
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2011年04月21日

日常

今年の桜の開花は短かった。いつもこの時期に出ていた屋台もあまり見ることもなく、名古屋も花見は自粛ムードになっていたので余計に早く感じたのでしょうか。
昨日、仕事帰りにビーのためにガムを買っていって、相変わらず噛み方が下手なので太めのガムだと2時間噛み続けても半分ぐらいしか減りません。それでも飽きることなく、ひたすら噛み続けています。丸呑みされたら困るので途中でガムを取り上げると、つまらなさそうにふて寝・・・。

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ちょっと申し訳なく思い散歩に連れて行こうとリードを持つと、今度は飛び上がって大喜び!玄関で尻尾を振って待っています。
まぁいつもの日常ですが、なんだか改めて平穏な日々が過ごせていることを有り難く感じました。

もしも飼い主に悲しいことや辛いことがあったとき、犬にはその理由は分からないでしょうが、人のいつもと違う雰囲気には敏感に反応します。犬には毎日楽しく過ごしてもらいたい。だったら人間がまず毎日楽しく、普段通り生活するしかないですね!

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2011年03月14日

震災

東北地方で起こった地震でテレビでは全てのチャンネルが震災に関するニュースに変わりました。
想像力に関係なく被災地の映像を見ればその規模の大きさや怖さは誰でも想像できてしまう。
自分は関東に住んでいる友人の無事は確認できたので一安心しましたが、これほど連絡手段が増えている世の中なのに安否すら確認できない方が大勢いると思うと震災の怖さを実感します。
これまで国外で起こっている地震の話をニュースで見ても、なんだか対岸の火事のように感じてました…。今回の地震はもし自分の地域でも震災が起きたらと深く考えてしまいます。

真っ先に不安になるのは犬のこと。避難所に犬連れで入れるのか?留守にしているときに下敷きになってしまわないか?考えてしまうことは多い。動物関連は特に事前に起こってからでないと分からないことが多すぎますが、それでも出来るだけの備えは必要だと思います。

防災グッズとして何を用意しておくべきか
首輪、リード、鑑札、迷子札、クレート、フードと水、割れない素材の食器、トイレ用品、もし犬とはぐれてしまった時のために愛犬の写真。
避難所に入れたときのために、狂犬病予防注射の済票、ワクチン証明書、糞を始末できるように袋やスコップ、消臭スプレー、タオル、抜け毛対策に犬用の服など。

もちろん用意しておいても気構えていても無駄になってしまうかもしれません。動物のことは二の次になってしまうかもしれません。

それでも誰もが何かを改めなければいけない震災だと感じます。
仕事帰りに寄ったコンビニの外灯が節電のために消されていました。自分にできることは本当に微力ですが、少しでも被災地のためになる行動を心がけます。
posted by 安田和弘 at 19:33| Comment(4) | me

2011年02月03日

節分の日

今年度最後の専門学校の授業、寒さも和らいで暑く感じるぐらいの教室。2年生はあと2ヶ月もすれば社会人として働いていくことになる。
授業の終わりに一人の生徒と話した。
トレーナーとして仕事を任されていくことに不安があるという。経験も実績も少なく仕事をしていくこと。そりゃ不安になるよね、自分だって新しいことを始めるときやうまくいかない度に不安になる。
でもその度ある人達に言われた言葉に支えられている。

逃げれば逃げただけ逃げ癖がつく
ポジションが人を育てる

本当にその仕事をしたいならどこかで踏ん張らないとダメだと思う。
たぶんそれは不安に感じるその時、その瞬間なんだと思う。
しんどいけど、そうする事で少しずつ支えてくれる人が増えて道が開けていくと信じてほしい。



2月3日は節分の日。この日に食べると縁起が良いとされる恵方巻き。犬用として手作りされたとビーの分と、その後に別のお客様から自分の分(人間用)の恵方巻きを頂きました。節分の夜にその年の恵方に向かって目を閉じて一言も喋らず、願い事を思い浮かべながら太巻きを丸かじりすると福があるそうです。Sさん、Wさんありがとうございます!
ビーが何を思い浮かべて食べるのか分かりませんが、健康で幸福な一年にしてあげたいと思います。

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posted by 安田和弘 at 19:53| Comment(4) | me

2011年01月28日

継続研修

26日に動物取扱業の継続研修へ行ってきました。
動物に携わる仕事をするには動物取扱業の登録をしなければいけません。この取扱業は年に一回以上、継続研修を受講することが義務付けられています。

毎年この研修は講義4つ併せて3時間ぐらい行われています。
その中では来年度改正される予定の愛護法の見直しに向けた動向についての話も上げられていました。昨年問題になったペット火葬業者を取扱業に含むのかも議論されているようです。
愛護法は本当に曖昧な部分が多くて、もっと早く良くなってほしいとは思うけど、10年前の法律と比べれば物凄い進化をしている。一度の改正での変化は少なくても確実に実用的な進化を期待したいと思います。

最後の時間の講義ではペットの逃走について、飼い主へ対応策を伝えていってほしいという話もありました。という訳で犬の逃走について書いておきます!

あくまで自分の経験ですが、犬が逃げてしまったという話は、やはり庭にいた犬が外に行ってしまったというケースが大半です。

@人が門扉から出ようとした時
A繋いでいたリードが切れた
B塀を飛び越えていってしまった

庭の場合、この3つの理由が多い気がします。対策として
@出入りするときに犬がいつも出ようとしてしまう場合は門扉までにもう1枚柵を立てることで予防ができます。
Aリードはあくまで消耗品。小まめに痛んでいないかチェックしてあげて下さい。
Bどんな高さでも一度でも塀や柵を乗り越えた経験があれば犬はしっかり学習しています。2回目は無いだろうと油断しないように高さなどの見直しが必要です。

また迷子札を着けておく、マイクロチップを入れておくことも重要です。もしも飼っている動物がいなくなってしまった場合、速やかに愛護センター、警察署、保健所に連絡して下さい。

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内容はどうであれこういった研修に出るのは嫌いじゃない。どんな事からも学べることが大事ですよね。
posted by 安田和弘 at 19:45| Comment(0) | me

2011年01月21日

雪遊び

名古屋で雪があれほど積もったのは久しぶりでしたね。
車は名東区内の移動でもいつもの何倍も時間がかかり大変な二日間でした。
でもビーにとって雪はビッグイベント!一年の中で一番はしゃいでいる気がします。

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完全にビーの一人遊びだったけど・・・雪が好きになったのは自分自身が雪が好きだから?もちろん全てに当てはまることじゃないけど、犬と飼い主は似てくるという事でしょうか。
ビーは正確な月齢や誕生日は分かりませんが1月前後が誕生日で今年6歳(たぶん)
見た目だいぶ老けていますが、これからも毎年雪の日は元気で走り回っていてほしいです。
posted by 安田和弘 at 14:07| Comment(2) | me

2011年01月04日

HAPPY NEW YEAR!


新年あけましておめでとうございます。

新しい年が始まりました。皆様はどんなお正月を過ごされましたか?
年末に携帯電話を以前から悩んでいたスマートフォンに変えて使いこなすのに必死な正月でした・・・。
今話題のスマートフォン、以前使っていた機種に比べると機能面や操作性は全くの別物。とりあえずブームに流されて機種変して後悔してしまった人も多いそうな。
なんとなく携帯電話を取り巻く環境と、犬の業界事情が重なって見えてしまう。

今回自分は機種変更をするとき事前に機種について調べました。今の電話に比べて何が出来るようになって、逆に何がデメリットになるのか。自分には必要なのか。そしていざ使ってみると予想以上の操作性の不便さとバッテリーの減りの早さに驚いた。ただ使っているうちにどちらの問題も段々気にならなくなり、「この電話を使いこなせている」という感覚になってきた。仕事上とても役立ちそうです。
…ってこのままだと家電のレビューブログになってしまいますね。

犬を飼い始めるときも同じで下調べは本当に大切です。ただ、いざ犬と生活するようになると、想像もしていなかった問題が必ず出てきて大変な思いをしてしまいます。まして室内の同じ空間で犬と生活しようとすれば、部屋のレイアウトから生活リズムから犬のために調整をしなければいけなくなり飼って後悔したと瞬間思った人も多いのではないでしょうか。

ただ犬には学習能力があり、ちゃんと人間社会で楽しく暮らしていけるだけの適応力があります。そういった良い部分はどんどん引き出してほしい。でも人間とは違う動物なのだから多くを求めすぎないでほしい。
もっと一緒に家族として暮らす犬のことを知ってほしい。


2011年も犬と暮らす人達の助けになれるよう頑張っていきます。
皆様今年もどうぞ宜しくお願いします。

一緒に暮らし始めたスマートフォンのバッテリーには期待し過ぎないように、そして良い部分を引き出していかなければいけないなぁ〜。
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posted by 安田和弘 at 13:52| Comment(2) | me

2010年11月04日

法改正

ここ最近夜がかなり冷え込むので、昨日は我が家でもストーブを導入。
ピッとスイッチを入れる音がしたら、何処からかビーが走ってきて真っ先にストーブの前を陣取っていました。
今からあまり暖房器具に頼ると、もっと寒くなったときにはどうしようか不安だけれど、ビー的には嬉しい夜だったかな。

話は変わりますが、環境省では2012年の動物愛護管理法の改正に向けて検討会議が行われています。一般の方も傍聴可能だそうで、話題を耳にすることが多い。
審議で見直され内容は様々で、数ヶ月前に話題になったペット葬祭業を登録制にするかについて、ペットショップで販売される仔犬仔猫の販売日齢や販売方法について、などを含む動物取扱業の規制強化。飼育者に対しては、違反での罰則の引き上げ、マイクロチップや避妊去勢の義務化など。それ以外にも自治体の収容施設や実験動物について、などなど多くの議題が取り上げられています。

なにかを変えようとすれば、必ず反対する意見も出てくるわけで、今回の法改正で実際どれだけのことが変わるのか分からないけれど、この業界が抱える問題が少しでも良くなることを願います。
さすがに直接傍聴することは難しそうですが、議論された内容は環境省のHPにも記録されていくので、まめに見たいと思います。


環境省HP
http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/
posted by 安田和弘 at 13:50| Comment(0) | me