2011年08月02日

おりこうな犬

あんまり、というかほとんど口にしたことのない言葉ですが、おりこうな犬ってどんな犬なんでしょうか。
人間との生活の中で迷惑をかけない犬?色々なコマンドを覚えている犬?一緒にいて癒される犬?
いろいろ人によって意見はあると思いますし、人によって答えはバラバラで良いことだと思います。

先月末におこなった勉強会では「学習の段階」をテーマにお話させていただきました。
以前のブログにも少し書いたことがあります。

新しく動作を教えたとき、最初は室内や限られた状況でしかできないかもしれません。
でも行動を教えるということはそこで終わりではなくて、少しずつできる環境を増やしていったり、フードなどを使って行動を教えた場合は、それらがなくても行動ができるようにしていく事が大切です。そういった学習の段階を「般化」といいます。
せっかく教えたコマンドがご飯の前でしかできないのは勿体無い。やはり生活の中で使えるようにトレーニングを続けてほしいと思います。
般化は犬によっては時間がかかるかもしれません。犬によって般化のゴールも違うと思います。
でも確かなのは毎日少しずつでも時間をかけてあげれば犬は確実に変わっていくということ。

芸達者な犬でなくても、スワレや呼び戻し、待てなど、どれか一つだけでも洗練されていて、何気なく自然にできる犬。そのふとした瞬間に飼い主との信頼関係を感じます。

世界で一番自分の犬がおりこうだ!って周りに親バカと思われても皆がそう言ってほしいって思います。

勉強会に参加して下さった皆様、ありがとうございました!!
posted by 安田和弘 at 12:23| Comment(0) | ドッグトレーニング

2011年05月30日

行動を忘れるって??

6月4日の勉強会は定員に達したため募集を締め切らせて頂きます。ありがとうございました!

台風の影響や梅雨の時期でまた散歩へ行きづらい日が続きます。トイレが今まで成功していたのに、ここ何日か失敗ばかり増えるようになったという話を、何人かの方からお聞きしました。雨で散歩を控えたり運動不足などになるのが失敗の原因かなぁと思います。
その他にも今まで散歩中もコマンドを聞けていたのに最近しなくなったとか、出来ていたことが出来なくなってしまったとき、行動を犬が忘れてしまったと考えてしまうかもしれません。でもそんなときに便利な考え方があるのでご紹介します。

「行動がうまくいかなくなったら、前の基準に戻れ」

うまくやるための強化の原理という本にも書かれている犬に新しい行動を教えるときの心得の一つです。トイレトレーニングで言えば、飼い始めた頃のようにトイレをしそうになったら人がトイレまで連れていく。トイレがズレないように柵で囲って教えていた子は再び柵を立てる。フセなどの行動をしなくなったときは散歩へ行く前に室内で出来るか確認してみる、散歩中も刺激が少ない静かな場所でさせてみる。
などなど犬にとって簡単なレベルから復習してあげることを言います。

出来ていたことが出来なくなると、人間イライラしてしまいますよね。ワザと分からないフリしてるんじゃないかとか、犬になめられているんじゃないかとか思ってしまうかも。
理由を色々考えていくことも重要ですが、まずは再び出来るようになるために工夫しながらトレーニングをしていってほしいと思います。
根気よく焦らずいきましょう!

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posted by 安田和弘 at 20:07| Comment(0) | ドッグトレーニング

2011年05月12日

雨、雨、雨…

連日雨の日が続きました…。ついつい雨の日は犬の散歩をサボりがちになってしまいます。
犬は(犬だけじゃないだろうけど)本当に生活リズムが崩れることが苦手な動物だと思います。
毎日決まった時間に散歩に行って、帰ってきたらご飯を食べさせて、また決まった時間になったら留守番をする。長く犬と生活していると段々と一日の生活パターンが出来上がってきます。

よくトレーニングの考え方ではあまり時間を決めての散歩や食事は与えない方が良いと言いますが、それは生活パターンを固めないようにする為というのが一つの理由になります。
うちも仕事が不規則になることが多いので、あまり散歩や食事の時間は決めないようにしているけど、やっぱり犬には読まれている。ビーはだいたい食事の時間が近くなってくるとソワソワしています。でもハッキリとしたパターンを作っていないからか諦めも良い。一日中雨の日に散歩に連れていかないとき最初は玄関の前で期待しているけど、しばらくすると諦めて寝てしまいます。

時には散歩に行けない日や留守番がいつもより長くなることも暮らしの中では起こってきます。そういったことを気にしすぎない順応性を持たせていくことって大切だと思います。

まぁ今回は自分が散歩をサボっていたことへの言い訳ですけど…。

これから梅雨に入ってくると散歩に行きづらい日も増えてきます。今のうちから家の中でできる犬との新しい遊びを考えてみるのも良いかもしれませんね。
posted by 安田和弘 at 11:54| Comment(2) | ドッグトレーニング

2011年03月08日

リーダーシップのとり方

犬に対して上位の立場に立つにはどうすれば良いか?
犬を飼い始めた方、トレーニングを始めた方の多くが考えることだと思います。
現在のトレーニングの考え方では上下関係論には否定的な考え方が多い。それは犬の祖先までさかのぼったお話になります。
イヌの祖先であるオオカミは群れの中で完全な縦社会があり、下位のオオカミはリーダーのオオカミに従う。この序列を決めるためには様々なしきたりがあった。
その方法をアレンジされたものが犬のトレーニングに用いられるようになりました。しかし科学的に考えたとき、オオカミとイヌは遺伝子的には13万年以上前に分岐しているということからイヌにオオカミの考え方を押し付けるのは間違っている、またイヌは人間とは上下関係を築かないという考えが広まるようになりました。

自分はどっちの考えだ、とハッキリ言うつもりはありません。ただ自分はビーとの暮らしの中で上下関係を考えながらの暮らしはしてない気がします。
ものは言いようですが犬に対してのリーダーシップというものはトレーニングでは必要な考え方である気がします。それを作るには色々ありますが、犬との間になんらかのルールがある家庭というのは良い関係を築くには大切なことだと思います。
ソファには上がってはいけないとか、和室に行ってはいけないとか、人には飛びついても良いとか、
別に家庭によってルールは違って良いと思います。犬の性格によっても必要なルールは違ってくるのかもしれません。
ただそのルールが日替わりではなく常に有言実行していくことはリーダーシップを作る最初の一歩になると思っています。

なにかを伝えようとするとき様々な言葉を用いります。上下関係、服従関係、信頼関係、リーダーシップ・・・正直、言葉の良し悪しなんかは関係なくて、知らなければいけないことは案外シンプルだったりするんじゃないでしょうか。
posted by 安田和弘 at 20:36| Comment(0) | ドッグトレーニング

2011年02月20日

犬の挨拶

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トレーニングで預かっていたトイプードル4ヶ月めめ。社会化のためにたくさんの犬や人に触れ合わせています。人に対してはとても友好的なんだけど、まだまだ犬に対しては不慣れなところがあります。

犬同士の挨拶をさせるときにリードが付いていることはコミュニケーションにおいて妨げになってしまうことが多い・・・。

興味があれば近寄り、怖ければ離れる、自分が安全だと感じる距離感(パーソナルスペース)を作れるような環境を作ることが良いコミュニケーションに繋がります。しかしリードを付けているときは近づけない逃げれない。そして結果として恐怖心が大きくなってしまう。
トラブルが起こらないようにと考えればリードは短く持っておく方が安全でしょう。けどリードが緩んでいる時の方が犬は自分の理想的な距離感でコミュニケーションを取ることができます。怖いと感じたときはちゃんと後ろに下がれるように。
お互いの相性に気をつけながらリードの張り具合に注意して、その中でゆとりを持ってパーソナルスペースが確保できるようにしてあげる事が重要です。

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三つ子の魂百まで。頑張って友達をたくさん作ろう!
posted by 安田和弘 at 19:39| Comment(0) | ドッグトレーニング

2011年02月10日

問題犬?

水曜に愛護センターで問題行動で悩んでいる方達を対象に教室を開催しました。

これはよく言われていることですが、問題行動というのは犬の立場から考えれば自然な行動だとしても、人間からすれば生活に支障が出るような事だったりします。
その多くは飼い主が普段の生活の中で知らず知らず教えてしまっていることもあるので、解決への糸口は犬という動物を理解してあげる事にあると思います。
限られた時間の中での教室なので、今回はポイントを2つに絞ってお話させていただきました。

何故その問題行動を犬が学習してしまったのか、まず理由が分からなければ改善することはできません。また学習の仕組みが分かれば問題の予防をすることができます。

犬を擬人化しない、犬と人は違うという事は誰でも知っていることだけれど、つい犬の気持ちを人間の感情に当てはめて考えてしまいます。犬を人間の舞台に立たせる事は時に犬の本当の動機を隠してしまう事があります。 

でも結局のところ犬との暮らしは犬自身に大きなストレスが無くて、周りに迷惑がかからなくて、飼い主もハッピーであれば誰に何を言われたって問題行動じゃないと思う。
だから犬はこうあるべき論なんて自分にはありません。家族によってゴールが違うのが面白いと思ってます。


反省点や課題点もあり・・・今後もっと質の高い教室が開催できるよう頑張らないと。短い時間でしたが、もしも参加された方達にとって何かプラスになったのであれば本当に嬉しく思います。


posted by 安田和弘 at 20:09| Comment(4) | ドッグトレーニング

2010年12月09日

コミュニケーション

この前カーミングシグナルという本を読みました。もともと専門学校の授業で使う資料として参考にしようと読み直していた本です。
最近は犬の雑誌などに取り上げられることも増えてご存知の方も多いと思いますが、
犬は人間と違って言語コミュニケーションはできないので、争いを避けるための体を使ったコミュニケーションを使うのですが、それをカーミングシグナルと言います。カーミングシグナルは犬が人や他の犬に出会ったとき、危険を避けるため、自らの不安や緊張を鎮めるため、また他者に安心感を与え自分が友好的であることを知らせるために使います。

一般的によく見られるのは、病院などで緊張しているときにする「あくび」「鼻を舐める」
他の犬に出会ったときに相手の犬に向かって「すわる」「フセる」「ゆっくり歩く」「匂いを嗅ぐ」
飼い主が怒っていると感じたときに「目線をそらす」「背中を向ける」
などでしょうか。

ただし犬が人間に対してカーミングシグナルを使っていたとしても、人間がそのシグナルに気づかなければシグナルは段々使わなくなってしまうし、リードをつけて散歩をしているときに犬に出会ってもシグナルは使われにくい。なので現在は27個あると言われるカーミングシグナルも、家庭犬として生活している犬達がどれだけ覚えているのかは分かりません。


犬が持つコミュニケーションの方法を擬人化してはいけない。これは前から思っていたことだけれど、本を読みながら改めて勉強していると、飼い主として何処まで、自分の犬の犬らしさを守ってあげられているのか、と考えてしまいました。
もちろん人間社会で飼っているので、食事の方法や散歩の仕方、生活環境などは変えられない。人との生活でお互いがストレスを感じないようにするためにも教えなければいけないことも多くある。
ただ、その中でも犬としてのコミュニケーションの取り方や犬としての本能的な遊び方、暮らし方などは、可能な部分だけでも満たしてあげたいと思います。

ビーとはよく宝探し(オモチャなど前もって隠しておいて探させる)をさせるけど、これも本能を満たすということになるのかな。とりあえず一生懸命探しているときのビーは、なんだか活き活きしているような気がします。
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posted by 安田和弘 at 20:27| Comment(0) | ドッグトレーニング

2010年10月23日

勉強会4回目

今年の勉強会も4回目、前回から参加者一人づつが順番にテーマを持ち寄って司会進行をしていくといった流れで進めています。今回は獣医師の方がメインスピーカーとなっていただき、問題行動と薬物療法をテーマに勉強会を行いました。

薬物療法を行う場合は、何故そのような行動が起こるのか理由を見つけて、副作用も十分に考慮しながら、その犬にあった薬を処方していくというのが基本的な流れになると思います。
ただ薬だけで問題が解決するというのは稀なケースで、実際はトレーニング(行動療法)と並行しながら経過を見ないと根本的な解決にはなりません。
例えば他の犬を怖がる犬に対して、薬で緊張が和らいだとしても、「知らない犬が怖い」という元の事実は変わりません。薬で普段よりも気持ちが落ち着いている間に、犬が怖い存在ではないという事を犬に教えていくことは、行動療法の範囲になります。

よくトレーナーが行う行動療法に系統的脱感作という方法があります。
それは、その動物が怖くないと思う刺激から慣らしていき、少しずつ刺激の強さを大きくしていく方法です。例えば犬を発見して怖いと思う距離感が30mだったとした場合、32mぐらいの距離から犬がいる状況に慣らしていき、少しずつ怖くない距離感を縮めていく・・・というような方法。

これはとても効果的な方法だと思います。だけど普段の生活でお散歩中に会う犬がそんなに都合の良い距離にいてくれるとは限らない。教科書通りには上手くいかないのが実際のところ。

他にも怖いものを慣らすにはたくさんの方法があります。どれも時間は確かにかかるし、効果がすぐに実感できないことも多い。だから飼い主とよく話し合い、納得してもらいながら根気よく行わなければいけない方法です。

一度根強く怖いと思ってしまったものを、やっぱり怖くない、と覚えてもらうことは動物にとってはとても難しい。でも少しでも日常生活の中での不安な事が減らしてあげられるとすれば、それは犬にとっての素晴らしい贈り物になるのではないでしょうか。
posted by 安田和弘 at 11:42| Comment(0) | ドッグトレーニング

2010年10月04日

学習の段階

動物が何か新しいことを覚える、学習するときには4つの段階があるとされています。

習得(Acquiring) : 行動を身につける
熟練(Automatic) : 行動を流暢に行う
般化(Application):  行動をさまざまな状況で行える
維持(always) : 行動がいつまでも確実にできる

例えばフセという行動を犬に教える場合、フセという動作を覚える(習得)、フセの動作をスムーズに手早くできるようになる(熟練)、フセが色々な場所や状況でできるようになる(般化)、フセという行動が何年経っても確実にできる(維持)

この考え方でいくと、家の中でしかオスワリができない、食べ物を手に持っているときしかできない、といった問題は学習の段階が途中までしか進んでいないといった事になります。
教えた行動がどんな状況でもできるようになったら・・・すごく賢い犬ですね!ってお散歩中に会う人に絶賛されるかも。
なにより何処でも同じ行動ができるというのは、その犬の性格の安定感へも繋がるものだと思います。

この中で最も難しくなるのは般化の段階です。
行動がある程度できるようになってくると犬に対してこちらも求めるものが大きくなってきます。時には友人に教えたものを見せようと、初めての環境でさせてみようとするかもしれません。
すごく興奮しているときにも犬に教えたことをさせようとします。そして上手くいかないときはもっと必死になってしまう・・・。擬人化した中の話では、犬は分かっているのにわざとしない、なんて言われてしまいますが、犬の身になって考えれば、まだその状況での経験値が足らないので何をすればいいか分からない、というのが理由だったりします。
この段階を上手に乗り切るコツは、その犬に無理のない範囲で少しずつ出来る場所や状況を増やしていくことです。そして上手くいかないときは基準を下げて少し簡単な状況からやり直すこと。

犬はトレーニングしていけば行動は変わっていきますが、その過程は慎重に(時には大胆に?!)焦らず一歩一歩進んでいくと成果が出てきます。

うちのビーにはドアを鼻で押して閉める、という行動を教えていますが、いまだにinthedogのドアは上手に閉めてくれません。
これは単純に練習をサボっているからですね・・・。
posted by 安田和弘 at 19:00| Comment(0) | ドッグトレーニング

2010年09月25日

トレーナーと獣医師

ここ数日気温が急に下がって過ごしやすくなってきましたね。
我が家でも数十日ぶりにエアコンを切って過ごすことができました。

少し前のことですが自分が所属しているドッグトレーニング協会が年に一度開催しているカンファレンスに行ってきました。
そこでは国内、海外からトレーナーや獣医師が集まりドッグトレーニングについての発表やディスカッションを行っています。
そこで話題になったことなのですが、日本獣医師学会は今年4月より動物の疾患名(病名)を一つに統一していくことを発表しました。その疾患名用語集には行動疾患も記載されています。

たとえば犬がクレートの中に入っているときに咥えているオモチャを取り上げようとしたら怒るといった行為につける名前を業界内で統一しようってことです。
どの疾患名も飼い主側からすれば固い言い方で違和感があるとは思います。なにもそんな名前を付けなくても・・・と思うでしょうし、トレーニングでもまず使わない用語も多いのですが。
ただ獣医師から見ればトレーナーってどんなことしているか分からないし、協力しづらい印象があるのが現状だと思います。
だからこそ獣医師とトレーナーがお互い通じる共通言語が浸透していくのはとても大事なことだと思います。

それでも病院に診察に行ってしつけ相談をしたら「それは愛撫誘発性攻撃行動です!」なんて言われたらビックリしてしまいますね。



社団法人日本獣医師学会
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/

posted by 安田和弘 at 13:35| Comment(2) | ドッグトレーニング

2010年08月26日

動物が感じてる世界って

犬と人間は思考や感覚、習性などが異なっている。だから犬を擬人化してはいけない、誰もが分かっていることだけれども一緒に生活していると、ついつい人間的な視点で考えてしまうことも多いのでは?

最近(といっても随分読むのに時間はかかってますが・・・)「動物感覚」という本を読んでいます。著者テンプル・グランディンはアスペルガーを持つ動物科学者で、自分がアスペルガーであるがゆえに他の人とは違う感覚を持っており、それが動物の感覚に近いことに気づき研究を続けています。
動物が知覚する世界について、たくさんの事例を出しながら解説していくといった内容の本です。



以下は本書より引用

動物と人間の情動の大きなちがいは、動物には人間のような心の葛藤がないことだ。動物は相反する感情をもたない。動物同士や人間と愛憎関係にはならない。動物は忠実だ。人を好きになったらとことん好きだ。外見や収入など気にしない。

それと著者は楽しい、恐い、怒りといった単純な感情を一次的情動というが、二次的情動といわれる羞恥心、罪悪感、きまりの悪さ、ねたみなど、複雑な感情を動物はおそらくもってはいないと述べています。

・・・でも飼い主が留守の間に机の上に置いてある大切なものを壊したり、ブラシなどを嫌がって飼い主に唸るのは?と思った方もいるかもしれません。
でもそれは飼い主がいないときは机の上のものを噛んでも自分に嫌なことが起こらない(叱られない)、唸ったら嫌いなブラシを止めてもらえた、どちらも犬が自分の損得があった経験から学習して行動しているのであって飼い主に恨みがあってしている訳ではありません。


もちろん本当に犬本人がなにを考えているかなんて分からない。トレーナーだって自分の経験、知識を使って行動から判断しているだけですし。
でも自分は人間のような複雑さがない、なにかを好きになったらとことん好きでいてくれること。それが動物の良さかなって思います。

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posted by 安田和弘 at 13:18| Comment(0) | ドッグトレーニング

2010年08月02日

好き嫌い

「自分の犬の好きなこと、嫌いなことを幾つか教えて下さい。」

初めてトレーニングに来られた方によく質問することですが、いきなり言われるとすぐに思い浮かばないという方も多いかもしれません。

トレーニングでは犬の好きなもの、嫌いなものを把握しておくことは非常に大切です。


例えば

初めて行くレストランの料理の味や店の雰囲気が良かったら、またその店に行きたいと思いますよね?

沸騰したヤカンの持ち手が熱くて火傷してしまったら、次回からは気をつけようと思いますよね?


動物は自分が行動したことの直後に嬉しいことが起これば行動の頻度は増え、逆に嫌なことが起これば行動の頻度は減っていきます。

犬も同じでオスワリをして大好きなオヤツが貰えれば、またオスワリをしようと思います。

一人ぼっちが苦手な犬が、人に飛びつく度に一人ぼっちにされたら、飛びつくことを気をつけるようになります。

犬によって好きなこと、苦手なことは違います。

だからこそ自分の犬の好き嫌いが分かっていれば、して欲しいこと、して欲しくないことを教えやすくなりますよ。

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うちのワンコは

ボール遊びが好きです。
ドッグフードも好きです。
牛皮のガムはもっと好きです。
好きな人に撫でてもらうことも好きです。
人に高い声で話しかけられるのも好きです。

大きな音は苦手です。
花火はかなり嫌いです。
皆が楽しそうにしている中一人にされるのは苦手です。
飼い主に低い声で話しかけられるのも苦手です。



あなたの犬の好きなこと、苦手なことはなんですか?


posted by 安田和弘 at 18:37| Comment(2) | ドッグトレーニング

2010年06月10日

パピートレーニング2

先日預かっていたパピーが無事に友人の家に帰りました。
最初は他の犬がいると近寄ることもしなかったけれど預かりの最後のほうは我が家のビーとも上手に遊ぶようになりました。

犬との遊びでパピーが学ぶことはとても重要だと思います。
だけど実際パピーを飼い始めても、犬との遊びや社会化をしていくことが正直なかなか難しい環境なのも事実。
ワクチンプログラムが完了するまでなかなか公共の場へは連れて行きづらいし、散歩ですれ違う程度の犬との社会化は不十分。
だからと言ってドッグランでの社会化は相手との相性が分からない分リスクを伴います。

動物病院や行政などで行っているパピーパーティが社会化の重要さがもっと認知され、誰でも気軽に参加できるようになって欲しいと思います。
ただし開催する側も犬の性格によって慣れるタイミングやスピードが違うので、単純にマニュアル化せずに犬に合わせたプログラムを作ってあげることも大切だと思いますが・・・。

自分もパピーのときから触らして頂いている子達が将来ハッピーな犬になれるよう日々がんばらねば!

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posted by 安田和弘 at 21:43| Comment(2) | ドッグトレーニング

2010年06月02日

パピートレーニング

リニューアルして10日、お店も(自分も?!)だいぶ落ち着いてきました。
まだまだ力不足ですが、気軽に立ち寄って気楽に相談できるお店にしていきたいと思っています。

ところで今週から友人の犬、生後4ヶ月のパピーを10日間ほど預かることになったのですが、自分としては仔犬から触らせてもらえることはとても嬉しいことです。
社会化やトイレトレーニング、将来起こるであろう問題行動への予防、などやる事が多いのは大変ですが、犬の将来を決める大切な時期。預かったこの子にとって少しでも良い経験をさせてあげられればと思います。

先日もお店に来てくださったGレトリバーの飼い主Tさんと一緒に犬同士の社会化を手伝ってもらったのですが、最初は怖がって近づけなかったパピーが、長い時間の中で少しずつ2頭の距離が縮まり一緒にいられる時間が増えていく。最初は時間がかかるし根気がいることだけれどパピーにとっては大切で貴重な時間です。

あるドッグトレーニングの本に書いてあった文章がとても印象的でした。
「徹底した社会化トレーニングこそ、飼い主がイヌにしてやれる一番の贈り物であることを私たちは忘れてはならない」


お店で協力して下さった皆様ありがとうございました!!
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posted by 安田和弘 at 21:44| Comment(3) | ドッグトレーニング