2020年07月14日

コロナ禍から始まった犬との暮らし

新型コロナが猛威を振るい、緊急事態宣言が発令された頃、新しく仔犬を迎える家庭が爆発的に増えた。

もともと犬を迎える予定があったけど、新型コロナの影響で長期のお休みになり、この機会にと迎えた家庭。
そういう方たちにとっては良いキッカケになったのかも。

その一方で衝動的に犬との暮らしが始まった家庭も多かったと思う。

犬との暮らしが始まって、大変だけど毎日が楽しいって思えた方。
それは結果オーライ!!

IMG_9113.JPG

パピー期は将来に残るとても大切な時期。ぜひ有意義なパピートレーニングを!

下記ブログはご参考まで。
http://inthedog.sblo.jp/article/177123243.html


反対に思っていたような暮らしにはならず、こんなはずじゃなかったって後悔した方もきっといるはず。

犬と暮らす=幸せ?

人によってこれはイコールじゃない。犬と暮らすことで幸せになれない家庭は普通にあると思う。
ただ生き物を家族にすることには責任が伴うから、楽しくないから止めるとか、安易に手放すなんてことは基本的に許されないわけで。

犬と暮らすことで幸せを感じれない方は悪?

いやいやそうじゃない。
そういう方は初めから犬を家族として迎えなければ良いだけ。

じゃあどこで判断を間違えたか。

子供の要求を退けられなかったせい?

調べ方が足らなかったせい?

自分はこう思う。


十中八九は販売側のせい。

・散歩に行く時間がないと言っても、小型犬は散歩に行かなくても良いと言ったり。

・小さな子供がいて仔犬を見ていられないと言っても、ケージから出さなくても仔犬は育てられると話したり。

・まとまったお金が無いと言っても、ローン(分割手数料は無料!)で買えると勧めたり。

・ペット飼育不可の住宅でも、ケージに入れておけば散歩に行かなければバレないよと勧めてしまったり。

こんなのが実際。信じられます?

始めて犬を迎える人にとってはペットショップ=プロって思うのは仕方ないことで。
それなのに信じられないくらいプロ意識に欠けるペットショップが多いのが現状だと思う。

そこで本来は犬を迎えるべきではなかった家庭が犬を迎えるという事態が起こる。


犬と暮らすということは、とにかく手間と時間がかかります。
・散歩は毎日行かないといけない。小型犬だろうと散歩は欠かせない。犬種によっては一日2時間くらい必要なことも。
・トイレも猫のように勝手に置いておけば覚えるわけではないので、覚えるまで目が離せない。
・ケージに入れられるのはあくまで最低限。閉じ込めっぱなし、繋ぎっぱなしは場合によっては虐待。
・犬は牙を持つ獣。牙を使って人を襲わないように人間社会で幸せに安全に過ごしていけるようにするには「教える」「育てる」教育は欠かせない。

犬と暮らすということは、自由が奪われます。
・犬は家族と一緒にいたい寂しがり。一人では生きていけない。長時間留守番はさせられない。
・良い預け先見つけるのも簡単じゃない。安易に人だけ旅行には行けない。

犬と暮らすということは、お金がかかります。
・一番大きいのは医療費。
人と違って国民健康保険なんてない。基本自費。保険はあっても掛け捨て。
遺伝性疾患も人に比べてはるかに多く、手術が必要なときは数十万かかることも珍しくない。


こんな説明をペットショップ側がしてたら仔犬は売れなくなっちゃうわな。
だからペットショップで聞く情報は衝動的に買ってもらいやすくさせるための嘘ばかり。
でも仕方ない。そういうビジネスなんだから。



犬と暮らす動機が真っ先に「癒されたい」という人が犬を迎える。
それはマズイよなって。

犬に癒されるためには、まず犬自身が心身ともに安定していないといけないと思っている。
幸せに家庭で過ごす犬の様子を見て初めて人は癒されるのだから。
即効性のある癒しを犬に求めるのは危険。

犬が幸せ=飼い主の幸せ
でしょ?

IMG_9009.JPG

手間をかけて時間をかけて。犬を幸せにしてやろうって。

遅いなんてことはない。

そういう姿勢で犬を向き合ってもらえたら、人にとっても犬にとっても幸せな暮らしが築けるんじゃないかな。

犬との暮らしを楽しむために、手間暇かけて頑張りたいって方を、トレーナーとしては全力でサポートしたいって思う。

全ては犬のハッピーのために!

IMG_9096 (1).JPG

posted by 安田和弘 at 13:31| Comment(0) | ドッグトレーニング
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: