2017年12月29日

昔言われていた教えを現代語に訳してみる。その2

前回の続きです。

A犬と一緒に寝てはいけない。
それと
D犬を人間より高い位置に上げてはいけない。

ソファやベッドに犬が上がってることで上位になる??そんなことは断じてない。というかそもそも犬が上位とかという概念そのものが怪しいくらいだから問題なし。悩むくらいなら一緒に寝ましょう。

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ただ注意点も。まず犬と一緒に寝ることに関して。
過去ブログに書いたことがあるのでご興味あればご覧下さい。

犬と一緒に寝るという事について真面目に考えてみる
http://inthedog.sblo.jp/article/50058664.html

犬って物凄く相手との距離感を大事にする動物。自分が思う犬と理想的な関係というのは人から犬に近づかなくても暮らせるというもの。ブラシをする、リードを付ける、犬を撫でようとするときも、犬から自然に近寄ってこれる接し方こそが良い信頼関係を築くコツだと思っている。犬を撫でたいから呼んでみたけど来てくれないって場合は犬としては今はさわってほしくないときなのかも?そういうやりとりこそがコミュニケーション。嫌かどうか分からないけど自分が触りたいから、なんて事では良い関係は築けない。

それで本題。ソファやベッドなどが犬の主な寝場所になると、人と犬が休む空間が重なることになる。
そうなると共にソファにいる時間が出てくるわけだけど、犬としては甘えたいから人の近くにいるのではなく、たまたま休みたい場所が同じだけで、本当は構ってほしくない時が出てきてしまう。そんなときに犬を撫でるとソファで人に触られることに対して嫌な印象を覚えてしまうかもしれない。嫌だと思ったら犬が離れるのが普通だけど、ソファで寝るのが大好きになると自分から動こうという気は薄れる。こうして最悪、犬によってはソファで撫でようとすると怒る、なんて問題行動が誕生してしまう。これが高いところに犬を上げるな!の語源だと思っている。

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ソファやベッドで共に休んだり寝たりするのは良い事だと思うけど、問題行動にならないよう、降りてといったら降りる癖(降りたら必ず良い結果を!)を付けておくことをお勧めしたい。犬の意思を無視して抱き上げて無理やり降ろすのは基本NG。ちゃんと犬に降りるのが良い事と分からせることが大切。

あともう一つくらいご紹介を。
F仔犬のうちに起こる甘噛みは徹底して直せ

パピートレーニングのお悩み相談でもっとも多い「甘噛み」
昔は甘噛みを放おっておくと本気咬みになる、なんて言われていだけど、まずあり得ない。
理由は動機の違いにある。

噛むこと自体が楽しいのが甘噛み。
危険を感じたり、所有物を守ったりと、相手を退けるために咬むのが本咬み。

それと甘噛みは成犬になるにつれて減っていくが、本気咬みは日にち薬では治らない。
そういった理由から甘噛みはあまりムキになって治そうと思わなくても良い。
甘噛みは遊びたい、退屈だ、のサイン。仔犬のうちは甘噛みなんてする余裕がないくらいに多くの経験と遊びを与えてあげたいところ。

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次回は完結編。今年1年の締めくくり的な内容にしたいと思います。
posted by 安田和弘 at 11:17| Comment(0) | ドッグトレーニング
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