2017年12月22日

昔言われていた教えを現代語に訳してみる。その1

犬の学習というものを一言で表すならば、
「損得勘定」

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一日一回は?そんな事を誰かにお話している気がする。
自分は損得勘定という言葉が好き。これについてはブログの完結編に。
でも一般的には冷たい風に聞こえるかもしれない。
損得を感じる関係でなくても相手を想って愛を持って人も犬も行動できる、みたいな方が夢があるだろう。

犬という動物は人によって創り出された動物。そして言葉を話さないから、人々によって様々な翻訳をされている。その翻訳の仕方は時の流れの中で解釈がどんどん変わってきた。〇〇的な考えなんて時代遅れといった具合。振り回される犬も大変だ。

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今回はタイトルの通り、一昔前に言われていた躾の教え、それが間違っているのか検証すると共に、できるものは現代風?に翻訳してみたいと思う。

ドッグトレーナーはその数だけ皆色んな考えがある。あくまで今回は独自な勝手な解釈ということは予め言っておきます・・・。

これまでのしつけの定説と言えば、リーダー論。犬と人の間には序列の関係があって犬の上に立つことができれば問題行動も自ずと解決しますよ、というもの。
で、犬のリーダーになるために提唱されていたのが、

@食事は必ず人間が先に食べよ
A犬と一緒に寝てはいけない
B散歩は犬を前に歩かせてはいけない
C扉の出入りは人が先に出よ
D犬を人間より高い位置にいさせてはいけない
E遊びの引っ張りあっこは犬に負けてはいけない
F仔犬のうちに起こる甘噛みは徹底して直せ
Gホールドスチール、仰向けといった服従姿勢をさせよ

他にも幾つかありますが、今回はこれくらいで。
基本的にはそんな事しても問題行動は解決しないよって話ですが、長く言われただけの事はあって役立つ部分もあったり。

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@食事は先に人間が食べよ

守ってる方結構多いです。似た話では多頭飼いの方が先住犬を立てる意味合いで先に先住犬に食べさせる。
これを守ったから犬が人をリスペクトってことにはならないと思う。
ただ犬の食事時間をきっちり決めて(例えば朝は7:00、夜は19:00きっちりみたいな)というのは推奨できない。どうしても犬はその時間を覚えて興奮したり催促したりという行動は出やすくなる。
それに、トレーニングをするときは満腹のときより空腹のときのがモチベーションは上がりやすい。満腹状態で犬を運動させると胃捻転の病気を起こしやすい。それらの理由から犬の食事は犬のイベント事である散歩、遊び、トレーニング等が全て終わってからあげるのが良いと思う。
ちなみに、うちは朝ビーをお風呂に入れた後や爪切りをさせた直後などにビッグなご褒美代わりとして朝ご飯をあげたりしている。
そうなると大事なのは人が先とかどうかではなく、人の都合に合わせてあげるのが良い。
人が主体性を持ってご飯をあげるというのが良いんじゃないかと思う。

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どうでしょう?昔の考えも存外捨てたもんじゃない。そのままの意味で生かすのは難しくても、解釈を変えれば決して的外れな話ではない。
というわけで、残りこの中の幾つかを次回のブログで現代語に翻訳してみます。

posted by 安田和弘 at 19:43| Comment(0) | ドッグトレーニング
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