2016年12月22日

犬にサプライズを

あっという間に年の瀬。もうすぐクリスマスですね。
クリスマスと言えばプレゼントですが、ワンコへのプレゼントを用意された方も多いのでは?
プレゼントはやっぱり渡すタイミングが重要ですね。
今回のブログはタイトルからは想像できないかもしれませんが久々トレーニングについての記事です。

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ポジティブバディを始めたことによってオビディエンス(スワレやフセ、マテ、オイデ等)を練習してる方はinthedog周りで増えたように思います。どんな内容にせよ犬と向き合って時間をかける事ってとても大事。なので頑張って練習されてる方を見ると嬉しい気持ちになります。
ただせっかく練習をしても成果が実らないのは悲しい。もちろん生き物が相手だから仕方のない事もあるけれど、どうせ時間をかけるなら確実に成長していきたいもの。そんなトレーニングをする上でのコツを一つご紹介。

ポジティブバディの課題の多くはオヤツ使用不可。そんなときによく相談されるトレーニングお困りあるある。「うちの子、オヤツを手に持っていないと言う事聞かないのよ〜問題」の解決策をご説明します。

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クリスマスにちなんでまず、大切な人にプレゼントするシーンを想像してみて下さい。
「今日プレゼントとして婚約指輪を渡したいから夜会ってくれない?」
この誘い方どう思いますか?

せっかく用意したプレゼントに対する感動は半減してしまうだろうと思った方がほとんどでは?
プレゼントってタイミングが大事。これって犬のトレーニングにおいても同じ。
犬のトレーニングにはなんらかの報酬を使う。オヤツやオモチャはその代表格。報酬を使うこと自体はなんら問題ないけれど、事前提示に頼ってしまうケースは本当に多い。
つまりオヤツやボールを手に持って犬に見せ指示を出す、みたいなもの。

犬に指示を出すことを専門用語でキューと言う。キューは言葉だけでなく、身体の姿勢や場所、状況、それらも含まれる。
例えば「リビングにて」「人はしゃがんだ姿勢で」「手を胸に当て」「オスワリと言う」
オスワリの練習をしているときにこれら全てがキューになる。「オスワリと言う」だけをキューにしたいのであれば、それ以外の条件が固定されないように場所や姿勢を変えて練習をしなければいけない。よく場所が変わると犬が指示を聞かなくなるのもこれが理由の一つ。

ここからが本題。「手にオヤツを持って」というのは犬側にとって凄く目立つ。オスワリの指示を出す際にいつもオヤツを手に持って練習すると、もれなくオヤツの存在がキューの条件に含まれてしまうというわけ。
でも本来はオヤツを手に持っていようがいまいが指示は聞いてほしいわけで。そうなるとオヤツを手に持っていないパターンの練習が大切になってくる。

もう一つ別の理由もある。
オヤツを手に持っているときにはオヤツをあげるのに、持っていないときは本当にあげないという方が結構多いということ。
理由は色々あるけど、よくあるのはオヤツがなくても言うことを聞かせたい願望が働き、試しに持っていないときにやってみようと思ったというもの。そして見事オヤツがなくても言う事を聞いてくれた!やった!でもって本当にオヤツはあげない。こういうのを犬を騙すと言う。
きっと犬はこんな風に思うだろう。
「この人はオヤツを手に持っているとオヤツをくれるけど、持ってないときはくれない。今度からオヤツを持ってるときだけ話を聞いてやろう。」って。

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じゃあ実際にどうすれば良いか。動物を意欲的にさせるには「期待感」が大切。
それは、この人の言うことを聞いたらなにか良い事が起こるかもしれない!という気持ち。
そのようにさせるためには話は簡単。犬にとっての報酬は後出しにする。それだけ。
オヤツであれば事前に隠し持っておき、見事指示を聞けたならばサプライズでオヤツをプレゼントする。
それを繰り返すだけで犬の期待感を作ることはできる。
報酬の隠し場所は色々と変えながらやったほうが良い。同じ場所からあげてばかりでは犬に早々先読みされてしまうので。

犬へのクリスマスプレゼントの渡し方も少しはイメージつきましたか?犬をあっと驚かすサプライズな出し方をぜひチャレンジしてみて下さいね。

posted by 安田和弘 at 18:28| Comment(0) | ドッグトレーニング
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