2016年12月30日

2016仕事納め

本日仕事納めです。最後の日までバタバタです。
今年の1年は本当に色々あったなぁと振り返る。
お店は10周年を迎え、新しいトレーニングのカタチをとPOSITIVE BUDDYを始めた。
愛護センターとの連携で問題犬のしつけ教室だけでなく、これまでお話した事のない方面の方に向けてセミナーをやらせてもらったり、広報なごやの取材があったり。
主となるドッグトレーニングでも新しい方との出会いがたくさんあった。
やり残した事は実際多いけれど振り返れば駆け抜けた1年だったなと思います。

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トレーニングの相談は複雑なものがたくさんあった。解決には試行錯誤の繰り返し。信じて通ってくれる方の思いを裏切らないようにと、内心必死な思いのトレーニングも多かったです。
家庭犬のトレーニングは何年続けていようが10年前と変わらず難しい。むしろ色々考えないでやってきたときのがある意味悩みが少なかったような。

犬の状況による学習は本当に厄介。どんなに教室やトレーナーの前で上手くいこうが、「飼い主に対して」「自宅周辺」「家族が揃っているとき」「夜に」など学習が限定されているものには効果が表れにくい。ここで会う人には吠えないけど、自宅から夜散歩に出たときは吠える、みたいなものがソレだ。そういうのを一括りに、飼い主が舐められてるからですよってアドバイスしちゃう人には驚くけれど。
そこを乗り越えるためには結局飼い主さんにやり方や考え方の一つ一つをしっかり理解してもらわないといけない。じゃなきゃ上手くいかない時の基準の上げ下げや発想の転換を飼い主さんができないから。
伝えることの大切さがここにあるんだって思う。

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話は少し変わりますが、名古屋市動物愛護センターはこの1年はまた飛躍の年になっている。犬の殺処分ゼロの目標を4月に掲げ、その数字を守り続けている。まだ多くの問題はあるにせよ、殺処分ゼロという事実は凄いこと。それにはセンターだけでなく、多くのボランティアさんの必死の頑張りがあって。今の自分は役に立てているのか、どうだと自問自答してしまう。
自分のトレーニングの目的は人と犬が「お互いに」ストレスなく暮らしていけること。そして犬のQOLを考えられる飼い主さんを少しずつでも増やすこと。それが延いては殺処分を減らすことに繋がると信じている。
その筋だけはブレないように。また来年は新しい表現の形を模索していきたい。

inthedogに通う方にとっては来年はより楽しくトレーニングできるように。
自分自身はより成長し思いを実現できる人間になれるように。
これが来年の抱負かな。

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一年の総括と思って書き出したら、なんだかゴチャゴチャした内容のブログになってしまいましたのでこの辺で。
新年には、また元気な姿で皆様とお会いできることを楽しみにしております。
良いお年をお過ごしください。

posted by 安田和弘 at 22:28| Comment(0) | me

2016年12月22日

犬にサプライズを

あっという間に年の瀬。もうすぐクリスマスですね。
クリスマスと言えばプレゼントですが、ワンコへのプレゼントを用意された方も多いのでは?
プレゼントはやっぱり渡すタイミングが重要ですね。
今回のブログはタイトルからは想像できないかもしれませんが久々トレーニングについての記事です。

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ポジティブバディを始めたことによってオビディエンス(スワレやフセ、マテ、オイデ等)を練習してる方はinthedog周りで増えたように思います。どんな内容にせよ犬と向き合って時間をかける事ってとても大事。なので頑張って練習されてる方を見ると嬉しい気持ちになります。
ただせっかく練習をしても成果が実らないのは悲しい。もちろん生き物が相手だから仕方のない事もあるけれど、どうせ時間をかけるなら確実に成長していきたいもの。そんなトレーニングをする上でのコツを一つご紹介。

ポジティブバディの課題の多くはオヤツ使用不可。そんなときによく相談されるトレーニングお困りあるある。「うちの子、オヤツを手に持っていないと言う事聞かないのよ〜問題」の解決策をご説明します。

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クリスマスにちなんでまず、大切な人にプレゼントするシーンを想像してみて下さい。
「今日プレゼントとして婚約指輪を渡したいから夜会ってくれない?」
この誘い方どう思いますか?

せっかく用意したプレゼントに対する感動は半減してしまうだろうと思った方がほとんどでは?
プレゼントってタイミングが大事。これって犬のトレーニングにおいても同じ。
犬のトレーニングにはなんらかの報酬を使う。オヤツやオモチャはその代表格。報酬を使うこと自体はなんら問題ないけれど、事前提示に頼ってしまうケースは本当に多い。
つまりオヤツやボールを手に持って犬に見せ指示を出す、みたいなもの。

犬に指示を出すことを専門用語でキューと言う。キューは言葉だけでなく、身体の姿勢や場所、状況、それらも含まれる。
例えば「リビングにて」「人はしゃがんだ姿勢で」「手を胸に当て」「オスワリと言う」
オスワリの練習をしているときにこれら全てがキューになる。「オスワリと言う」だけをキューにしたいのであれば、それ以外の条件が固定されないように場所や姿勢を変えて練習をしなければいけない。よく場所が変わると犬が指示を聞かなくなるのもこれが理由の一つ。

ここからが本題。「手にオヤツを持って」というのは犬側にとって凄く目立つ。オスワリの指示を出す際にいつもオヤツを手に持って練習すると、もれなくオヤツの存在がキューの条件に含まれてしまうというわけ。
でも本来はオヤツを手に持っていようがいまいが指示は聞いてほしいわけで。そうなるとオヤツを手に持っていないパターンの練習が大切になってくる。

もう一つ別の理由もある。
オヤツを手に持っているときにはオヤツをあげるのに、持っていないときは本当にあげないという方が結構多いということ。
理由は色々あるけど、よくあるのはオヤツがなくても言うことを聞かせたい願望が働き、試しに持っていないときにやってみようと思ったというもの。そして見事オヤツがなくても言う事を聞いてくれた!やった!でもって本当にオヤツはあげない。こういうのを犬を騙すと言う。
きっと犬はこんな風に思うだろう。
「この人はオヤツを手に持っているとオヤツをくれるけど、持ってないときはくれない。今度からオヤツを持ってるときだけ話を聞いてやろう。」って。

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じゃあ実際にどうすれば良いか。動物を意欲的にさせるには「期待感」が大切。
それは、この人の言うことを聞いたらなにか良い事が起こるかもしれない!という気持ち。
そのようにさせるためには話は簡単。犬にとっての報酬は後出しにする。それだけ。
オヤツであれば事前に隠し持っておき、見事指示を聞けたならばサプライズでオヤツをプレゼントする。
それを繰り返すだけで犬の期待感を作ることはできる。
報酬の隠し場所は色々と変えながらやったほうが良い。同じ場所からあげてばかりでは犬に早々先読みされてしまうので。

犬へのクリスマスプレゼントの渡し方も少しはイメージつきましたか?犬をあっと驚かすサプライズな出し方をぜひチャレンジしてみて下さいね。

posted by 安田和弘 at 18:28| Comment(0) | ドッグトレーニング